万博公園の鳥(第13回)「コサギ」(2026年7月)
6月13日の万博公園探鳥会、日本庭園では循環水系がストップしていて池も水路もほとんど水がなかったが、少しの水を探したコサギ・カワセミ・コチドリなどが観察できた。
写真は「心字池」の水たまりにいたコサギ、通常「黄色」のくちばしの付け根が「紫色」の婚姻色に変化していた。婚姻色とは、繁殖期(主に春〜夏)にだけ現れる特別な色彩変化で、目先(目と嘴の間)、嘴、脚などが鮮やかな色に変化させ、異性にアピールするためとのことである。上記写真ではコサギの「脚の指」は見えないが、赤みを帯びたオレンジ色に変化していると思われる。また2本の美しい飾り羽も、繁殖期のみ(夏羽)に見られる姿である。
万博公園探鳥会でのコサギの観察頻度を見ると、1990年頃にはほぼ100%(毎月)観察していたが、2000年以降は60%前後にダウンしている。鳥類繁殖分布調査会の調査結果によると日本全体でも減少しているとのこと、本州以南に留鳥として繁殖しているものの、1990年代と2010年代を比較すると、ほぼ同じコースを調査できた全国1,947地点のうち、コサギの記録は239地点→93地点へと半減いかに減少していたとのことである。この要因としては、外来魚の増加に伴う小魚の減少や、水田の圃場整備にともなう水生生物の減少などが挙げられている。
環境省が2026年3月に発表したレッドデータブックでは、これまで全く絶滅ランクが無印であったコサギが、2ランクアップ(情報不足・準絶滅危惧)した絶滅危惧Ⅱ類にランクされた。
(探鳥会案内)
日本野鳥の会主催 万博公園探鳥会
・日時 7月11日(土) 午前9時30分 自然文化園中央口
・解散 15:00頃日本庭園内の予定
・担当 平(ひら) 軍二 他
・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・内容 園内で少なくなったコサギなどの観察を期待して、自然文化園・日本庭園を一巡
当日の最高気温が32℃と予想されているので、熱中症対策を十分にしてご参加ください
・参加費 日本野鳥の会会員100円、非会員300円、
他に万博公園への入園料 450円が必要(4月1日より値上げされました)
・参加希望 大阪支部HPのホームズ様式により申込。HPからの申込が難しい方は平あて連絡
上記に関する問い合わせは平(ひら)軍二へ
メール g.0501.hi@gmail.com 電話 090-6901-1425

