万博公園定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)下半期
12月12日
12月とは思えないほど暖かい一日で、参加者の中には半袖の人もいたくらい。今日はカワセミデー、あちこちで姿を見ることができた。公園内に何個体いるのだろうか。ツグミが増えてきたようだ。また、昨シーズンに続き、シメも小群で飛び回っていた。ただ、学生がマラソンの練習で芝生を走り回るので、鳥が落ち着かなかったのが残念だった。
11月14日
朝まで雨、しかも雨確率が60%と高く参加者は少なかったが、雨に降らず午後から快晴となった。雨上がりで人気の無い「東の広場」ではハクセキレイ50羽ほどが飛び交い、ジョウビタキ・シロハラ・ツグミ・アトリ・アオジ・シメなど冬鳥がほぼ勢ぞろいした。カワウもサギも出ず種数は32種に止まったが、カワセミやカラの混群に良く会い、午後から同一個体と思われるオオタカが青空をバックに何回かゆっくり旋回するなど、晩秋の鳥を楽しむことが出来た。
10月10日
台風一過で快晴の探鳥日和。ノビタキ3羽・メボソムシクイ4羽・コサメビタキ3羽などヒタキの仲間、各1羽ずつであるがヨシガモ・コガモのカモの仲間、更にタカの仲間もノスリ3羽、鳥合わせ時にはハチクマ3羽が飛ぶなど、秋の渡り鳥を満喫することが出来ました。
9月12日
雨確率の高い予報の中で参加者が思いのほか多かったが、終了時まで雨にあわずにすんだ。秋の渡り鳥で楽しみにしているコサメビタキは全員ゆっくりとはならなかったが、広場ではムクドリやハクセキレイが多く、太陽の塔の近くではエゴノキの実にくるヤマガラ、日本庭園ではカワセミをゆっくり見ることができた。
8月8日
日陰を求めて歩いた林の中の散策路、鳥の声はクマゼミを中心とするセミの合唱に消され、あまりは聞こえませんでした。それでもシジュウカラ・エナガ・カワラヒワ・ヒヨドリ・スズメなどの幼鳥が次々、午後からもカワセミ・カイツブリなどの幼鳥が出てくれた。真夏のかんかん照りの中(最高気温36℃)、参加された多数の方に幼鳥を楽しんでもらうことができました。
7月11日
日差しがほとんど無くこの時期としては過ごしやすい一日、ゴミ拾いをしながら、エナガ・シジュウカラ・メジロなどの若鳥を楽しみました。お昼の時間に、H君が家の近くで拾ったメジロを持ってきてくれたので、塩田さんはお休みでしたが風切羽・雨覆羽など鳥の羽の初心者講座を開きました。午後日本庭園心字池でカワセミをゆっくり、そして万博としては珍しくアオサギの成鳥・幼鳥4羽が同時にいましたが、何故かカルガモを見ないまま終わりました。