2023年12月定例探鳥会報告

万博公園定例探鳥会報告 2023年12月9日(土) 晴れ 参加者20名 鳥合せ

 快晴で穏やかな小春日和、渡来している冬鳥との出会いを楽しみにスタートした。
 個体数が少なかったが万博公園としては珍しくカモが5種と多く、カルガモ・マガモのほか、水鳥の池でオシドリ・コガモ(各1)、大地の池にキンクロハジロ(1)がいた。
 期待した冬の小鳥は、アトリ(20)、ツグミ(20)、ジョウビタキ(6)シロハラ(2)、イカル(1)、ビンズイ(1)、アオジ(1)がでた。
  タカは今日の探鳥会資料に入れたハイタカが3羽、そのうち1羽は上空でオオタカとのバトルが見せてくれた。 人の少ないロシアから渡ってきたばかりのツグミは、人の多い日本に来てクスノキの緑葉に隠れて実を啄んでおり、ナンキンハゼ・アキニレにカワラヒワ、モッコクにメジロなど木の実に来る鳥も観察できた。
 終了後、大矢氏が先月いたクイナ・タシギが今月見つからなかったので、毎年のタシギポイントを探していたところ、阪大病院へ向かうドクターヘリの音に驚いて飛び出したクイナ2羽・タシギ1羽を見つけられた。この2種追加でトータル39種となり、最近1年間では最高の種数となった。            

参加リーダー:田中・中筋・大矢・平

当日配布資料

写真提供:橋本昌宗さん