2026年3月定例探鳥会のご案内

万博公園の鳥(第9回)「イカル」(2026年3月)

ユリノキの実を食べるイカル 20260214  (橋本昌宗氏) 

 2月の探鳥会ではスタートしてすぐの自然文化園「世界の森」東側のユリノキで、実を食べているイカルの群を観察した。
 ユリノキは北アメリカ原産のモクレン科の高木、初夏に黄緑色のチューリップに似た花を咲かせることから、英名・学名にTulipがついており、日本でもチューリップツリーと呼ばれることも多い。そのユリノキは実の中心部が飛んで無くなると、写真のように外側の実のみが残、二度目のチューリップ状の花が咲く。

 これまでも吹田市千里北公園のユリノキで、イカルの群がユリノキの実に来ているのを何回か観察していたが、今回橋本氏の写真は翼果の種子のある部分を咥えている(食べている)所を記録した、貴重な写真となった。
 嘴の太いアトリ科の鳥は堅い木の実=乾果(平は液果との対比で使う略称)の、サルスベリ・ハンノキ・オオバヤシャブシ・アメリカフウ・イロハモミジ・シナサワグルミなどを食べるが、いずれも種子が目に見える木の実である。ユリノキの場合、外見から種子がどこにあるかわからないが、写真のイカルは種子と思われる部分を咥えていることから、ユリノキの種子を知って食べていることがわかった。
 40年前の1985年万博公園探鳥会をスタートした頃は、右図のように毎月の探鳥会で観察でき園内で繁殖する留鳥であった。2010年代になるとシメ・アトリの冬鳥レベルの観察頻度となっており、万博探鳥会では2014/7/12にイカルの巣立ち雛を観察したが、その後、繁殖行動は観察していない。

(探鳥会案内)
①日本野鳥の会主催 万博公園探鳥会
・日時 3月14日(土) 午前9時30分 自然文化園中央口
・解散 15:00頃日本庭園内の予定
・担当 平(ひら) 軍二 他       
・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・参加費 日本野鳥の会会員100円、非会員300円。他に万博公園への入園料 260円
・参加希望 大阪支部HPのホームズ様式により申込。HPからの申込が難しい方は平あて連絡
②吹田野鳥の会主催 万博公園平日探鳥会
・日時 3月19日(木)午前9時30分 自然文化園中央口
・解散 12:00頃 自然文化園内の予定
・担当 松田祐希江 他     
・持ち物 筆記具、観察用具、水筒、弁当は自由
・内容 先週に続いて、園内での繁殖活動に入ったエナガ、北帰行前のツグミ・シロハラ・アトリなど冬鳥を観察する
・参加費 吹田野鳥の会会員 0円、非会員200円。他に万博公園への入園料260円
・参加希望  平軍二宛メールまたは携帯電話で連絡

上記①~②に関する問い合わせは平軍二へ
メール  g.0501.hi@gmail.com   電話  090-6901-1425