万博公園の鳥(第8回)「ヨシガモ」(2026年2月)
12月&1月万博公園定例探鳥会では、「水鳥の池」でヨシガモが観察できた。公園内にある池はすべて、万博公園が作られたときに新設された池のため、下流の「夢の池」を除くと池面積が小さく、カモが一冬定住し続けることが少ないこと、下記桃山公園のようにオオカナダモもないので、何時までいるか楽しみにしている。
万博公園の水路は「もみじの滝」をスタートし「夢の池」まで流下するが、水は上流の「もみじの滝」へとポンプアップする水循環システムとなっている。循環設備が設置されて55年経過し、現在補修工事が進められているため、水が全く流れていない水路があり、途中にある池の水量も安定していない。
このよう環境下、降雨量が少ないこともあって「水鳥の池」の水位が下がっているが、今冬はオシドリの姿を見ていないものの、ヨシガモがいて12月探鳥会で6羽、1月探鳥会で2羽確認している。
2024年1月実施のガンカモ調査結果によると、大阪府全体でトータルカモ生息数が36,167羽で、内ヨシガモは325羽(1%)、ミコアイサ(348羽)と同レベルで、オシドリ(636羽)の半数であった。
吹田市では桃山公園(春日大池)や千里第4緑地(海老池)でヨシガモが確認されるが、定着しておらず、2024年1月調査結果は海老池のみ(4羽)であった。
桃山公園(春日大池)は「魅力向上対策」から2022年秋~2023年春にリニューアル工事が行われた。改修前の桃山公園春日大池には外来植物のオオカナダモが大群生しており、このオオカナダモを主食とするオオバンも多かった。オオバンが潜ってオオカナダモを採って水面に浮上すると、近くで待っていたヨシガモが横取りして食べるという光景が良く観察できた。
春日大池でのヨシガモ(とオオバン)の生息数を見ると、2021年1月ヨシガモ35羽(オオバン118羽)、2022年1月ヨシガモ42羽(オオバン117羽)と多かったが、改修後にオオカナダモがほとんど無くなったことが影響してか、2023年1月ヨシガモ3羽(オオバン35羽)、2024年1月ヨシガモ0羽(オオバン22羽)と、両種とも激減している。
平は大阪支部くろんど園地定例探鳥会で奈良県生駒市くろんど池に足を延ばすことがあり、オオバンの取ってきた水草をヨシガモが横取りする光景を見ていたが、インターネットでもヨシガモがオオバンに「労働寄生」しているとの報告があり、全国的確認されている行動であった。
(探鳥会案内)
①日本野鳥の会主催 万博公園探鳥会
・日時 2月14日(土) 午前9時30分 自然文化園中央口 ・解散 15:00頃日本庭園内の予定
・担当 平(ひら) 軍二 他 ・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・内容 アトリなどの冬鳥、「水鳥の池」にヨシガモがいるかどうか。
・参加費 日本野鳥の会会員100円、非会員300円、他に万博公園への入園料 260円
・参加希望 大阪支部HPのホームズ様式により申込。HPからの申込が難しい方は平あて連絡
②吹田野鳥の会主催 京都御苑・鴨川探鳥会
・日時 1月31日(土)午前9時京都地下鉄丸太町駅北改札口
・解散 12:00頃 京阪電車出町柳駅付近の予定
・担当 平 軍二 他 ・持ち物 筆記具、観察用具、水筒、弁当は自由
・内容 京都御苑でアオバトなど山野の鳥、鴨川でカモなど水辺の鳥を観察。
・参加費 吹田野鳥の会会員 0円、非会員200円
・参加希望 平軍二宛メールまたは携帯電話で連絡
③吹田野鳥の会主催 枚方淀川探鳥会
・日時 2月19日(木)午前9時京阪電車枚方市駅中央改札口
・解散 12:00頃 淀川河川敷(磯島グランド付近)の予定
・担当 平 軍二 他 ・持ち物 筆記具、観察用具、水筒、弁当は自由
・内容 淀川本流のカモ・カイツブリ・サギや、河川敷の小鳥を観察。
・参加費 吹田野鳥の会会員 0円、非会員200円
・参加希望 平軍二宛メールまたは携帯電話で連絡
上記①~③に関する問い合わせは平(ひら)軍二へ
メール g.0501.hi@gmail.com 電話 090-6901-1425
