2025年12月定例探鳥会報告

万博公園定例探鳥会報告 2025年12月13日(土)晴れ 参加者22名 鳥合せ

 今日は冷え込みが強いと予報されていたものの、風もなく好天の探鳥日和となった。
カモの仲間は「水鳥の池にヨシガモ・コガモ」がいてトータル4種、冬の小鳥ではツグミ・アトリ・シメ・イカル・アオジなどを確認したが、シロハラ・ルリビタキは出なかった。
 そんな中、「みずすましの池上流側にタシギ(と思われる鳥が)入った」との橋本氏の情報で、探した所、水面ぎりぎりにいる2羽のタシギを確認した。タシギは2019年から毎冬「みずすましの池」近辺で確認されているが、そんなに餌があるとも思えぬ場所なので、何が気に入って来ているかわからない。何れにしても同一個体か、その子供でないかと推定している。
 鳥合わせはいつもの「旋律の鯉池」休憩所が工事中のため、花しょうぶ園東側高台で行ったが、それまで2回確認していたハイタカが飛び、今年最後の「トリ」となった。
 平が今日の探鳥会の途中で採取した木の実について、「液果は種子分散を鳥に依存していて、植物側が鳥を待っている木の実」、「乾果は自分で種子分散ができるが、鳥側が木の実の栄養分に目をつけて食べる木の実」として、鳥との関係を説明し終了とした。

参加リーダー:田中・中筋・橋本昌・玉置・平
写真撮影:橋本昌宗氏
現地配布資料:ノゴマ

①ツグミ
②イカル
③アトリ
④ヨシガモ
⑤タシギ
⑥コゲラ
⑦ハイタカ
⑧ジョウビタキ
⑨マガモ