万博公園定例探鳥会報告 2024年11月9日(土)晴れ 参加者33名 鳥合せ
朝の冷え込みは厳しかったが、快晴の探鳥日和となり、渡来したばかりのジョウビタキがあちこちで観察できた。冬鳥はシロハラ・アカハラ・イカルも確認したが、10月下旬に見ていたアトリは更に南下したらしくいなかった。
けやきの丘北側斜面のアベリアのブッシュで、毎年アオジが観察できていたが、今日はアベリアの実を食べている所をゆっくり観察できたことから(添付写真参照)、アベリアが餌源となっていたこともわかった。 今日の参加者にオーストラリア出身の方がおられたので、田中氏が図鑑の繁殖・越冬分布図をベースに今日の鳥を説明して下さった。
終了後、この報告の集約にあたり、今日の観察種28種のうち、オーストラリアでも観察できる種を平凡社「真木・大西図鑑」で確認した所、カワウ・オオバン・スズメ・ドバトの4種のみとわかった。しかも、この4種は万博公園・オーストラリアの両方に生息していても、両国を行き来していることは無いと思われる。これまで、夏鳥・旅鳥が越冬地が南国とわかっていたが、今回熱帯地方を超え南半球のオーストラリアへ移動する鳥があるかどうかに目を向ける、良い機会となった。
参加リーダー:田中・中筋・橋本・大矢・玉置・平
観察した鳥写真 橋本昌宗さん、平さん