2023年12月定例探鳥会報告

2023年12月28日(土)くろんど園地定例探鳥会 晴れ 参加者17名

鳥合せ

 くろんど園地へのハイキング道ではヒヨドリ以外の鳥の声が少なく、ルリビタキの声はするものの姿は見えないままでした。園地に入ってすいれん池ではノスリが上空を飛び、エナガ・ジジュウカラ・ヤマガラ・メジロの混群が出ました。近くにあったカキノキにシロハラ、アラカシに止まったサンショウクイ(亜種リュウキュウサンショウクイ)も観察できた。
 昼休みの管理棟周辺で数羽のツグミ、そしてイソヒヨドリ(雌)が飛び回った。帰り道、園内でウソの声が聞けました。集合時では気温が低く寒かったが、園地では快晴で風がなく、心地よく終えることができた。
 今日のトピックス①は亜種リュウキュウサンショウクイ、来年正式に発表される日本鳥類目録第8版では独立種となる予定とのことで、ライフリストを記録している方にはうれしい観察となった。
 トピックス②はイソヒヨドリ、もともと海岸の岩場で生活していてヒヨドリに似ていたので磯鵯と名付けられたが、最近は市街地に進出しており、両園地探鳥会でも私市集落周辺で観察していた。そのイソヒヨドリが近くに渓流もない山中のくろんど園地管理棟周辺で確認されたのは初めてのこと、イソヒヨドリの旺盛な生活力にびっくりさせられた。

現地配布資料

参加リーダー 神戸・友田・近藤・沖・平