くろんど園地定例探鳥会の報告:平成29年(2017年)度

2018/3/24(土)/天候:晴時々小雪/参加者31名/観察種数39種/鳥合わせ

写真の説明。左から(撮影:全て平さん)

両園地探鳥会は標高差200mを上り下りするので、開始時に友田さん指導のストッレッチでスタートします

ダム横の広場でマヒワ、その上流でキレンジャクを全員でゆっくり観察しました

キレンジャク

ラクウショウ林床の湿地でミズバショウが満開、八つ橋から楽しめました

生駒市のくろんど池畔に、大相撲大阪場所用の浅香山(元大関魁皇)部屋があります
  (力士は大阪場所に行っているため不在)

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ウグイスの法華経はコースで切れ目がないほどであったが、シジュウカラ・エナガ・メジロの留鳥や、ツグミ・シロハラなどの冬鳥は少なかった。

そんな中、数はともかくマヒワ・ジョウビタキ・ルリビタキ・ミヤマホオジロなどが出て、くろんど・ほしだ両園地探鳥会でほ初記録となるヒレンジャクも全員で観察することができ、盛り上がった。

猛禽類もノスリ、そしてハイタカが青空で輪を描いてくれた。

参加リーダー:平・友田・神戸・斉藤

2018/1/27(土)/天候:晴時々小雪/参加者25名/観察種数40種/鳥合わせ

写真の説明。左から

マヒワ 園地内ダム湖西側のオオバヤシャブシで採餌中(撮影:沖光二さん)

ウソ♂と♀ 園地内交歓広場のアキニレで採餌中

 ♂から亜種アカウソ(撮影:沖光二さん)

マヒワの餌はオオバヤシャブシの実と、今年の花芽
  マヒワ・カワラヒワは球果の中にある実(翼果)を食べに来ます。(撮影:平さん)

マヒワを見ている時+ウソを見ている時の2枚組(撮影:平さん)

探鳥コースで見た氷雪4枚組(撮影:平さん)

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くろんど園地すいれん池近くでアオバト、園地内では木の実に来る小鳥、オオバヤシャブシの実にはマヒワ・カワラヒワの群、アキニレと林床のアジサイの実にウソ・ベニマシコ、更にソヨゴやカキの実に群れるメジロなどをたっぷり観察できた。

奈良県側のくろんど池周辺では、松の葉先でホバリングしていた今日(資料)の鳥キクイタダキ、くろんど池にはオオバンが潜って取った餌の水草を横取りするヨシガモ、更に高山溜池にはオシドリの群など、次々鳥が出てくれました。

寒い日でしたがコースの遊歩道に雪がなく、くろんど・ほしだ両園地探鳥会では最高レベルの種数40種・個体数428羽を記録した。

参加リーダー:友田・神戸・斉藤・平

2017/11/25(土)/天候:晴/参加者33名/観察種数34種/鳥合わせ

写真の説明。左から(撮影全て:平さん)

スタートして1時間の平地での観察状況です

1)ソウシチョウのさえずりが響き、カラの混群を見る

2)ノスリ・ハイタカ・トビ、キクイタダキなど次々に

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出発してすぐツグミ、ルリビタキが出て月の輪滝手前の広場でノスリ4、ハイタカ3、トビ4が次々と旋回しハシブトガラスの群れも加わりたっぷり楽しませてくれ、キクイタダキが杉の木に又エナガの群れ幸先の良い出だしでした。

管理棟前ではイカル25、ツグミ、シロハラ、昼食中にアオゲラがよく鳴きました。

くろんど池ではビンズイがしっかり見えキクイタダキ2羽同じ木にいました。

天気も良く沢山鳥も観察でき楽しい探鳥会でした。

参加リーダー:友田・神戸・斉藤・平

2017/9/23(土)/天候:晴/参加者28名/観察種数24種/鳥合わせ

写真の説明。左から(撮影全て:平さん)

園地内のあちこちにナラ枯れの木が残っており、そこがヒタキの舞台になっていました

コサメビタキ・エゾビタキが飛び回りました

ジイソブとも言われるツルニンジンの花。久しぶりに観察できました

園地の遊歩道から15mほどの木の幹に大きなスズメバチの巣があり、スズメバチに注意の看板も出ていました

タカは出ませんでしたが、ヒタキが多く出たので全員写真を撮りました

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天気予報は快晴でタカ日和と期待し、スタートした。

山地はミンミンゼミ・ツクツクホウシのセミしぐれの中、何とオオルリのさえずりを聞き、園地内のため池でカワセミがでるなど、小鳥も良く出てくれた。

中でも渡りのシーズンに合わせてコサメビタキ・エゾビタキ・オオルリ・キビタキなどが次々出てくれた。

しかもここ数年ナラ枯れで、山中なのにヒタキが飛んで元の枝、あるいは隣の枝と、ヒタキのとまる舞台・枯れ枝が多く姿が長く追い続けることができた。

蛇足になるが、今日「キビタキ・オオルリがタカノツメの実を食べていたのを見た」とW氏から聞き、たまたま熟していたタカノツメを試食した所、ヤマガラの好きなエゴノキのみほどではないが、苦みが口の中で長く残ることを知った。

ヒタキが4種、個体スンも多かったが、今日のメインゲストとして期待していたタカは、ハチクマ1羽のみであった。

参加リーダー:平・友田・神戸・斉藤・小田原

2017/7/22(土)/天候:晴/参加者12名/観察種数25種/鳥合わせ

写真の説明。左から(撮影全て:平さん)

枚方市駅からの私市線の電車、今日は「機関車トーマスくん」で、幸先良しでした。

オオルリ・キビタキの声を何回か聞くことができました。

集合写真「昭和天皇の御大典記念碑」前で

帰り道に落ちていた羽、ヤマドリの初列P10に似ていました。

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梅雨明け直後の暑い日の清掃探鳥会、コースはハイカー以外の人がほとんど通らないので、ゴミは少なかったが、一か所ビニル袋に入ったビン・カンなどが埋められており、掘り上げたため大袋一杯ほどになった。そのためか清掃探鳥会に参加してくださった人への鳥からのご褒美が、予想以上でした。

ウグイス・シジュウカラを手始めに、キビタキ・オオルリ・センダイムシクイ・ヤブサメ・アオゲラ、そして今月の鳥としたホトトギスや、久しぶりのコジュケイなど、姿はともかく声を堪能することができた。

帰りは木陰を求めての初コース、こだちの路から小久保谷コースを降り、京阪河内森駅・JR河内磐船駅に近い天田神社で解散とした。

参加リーダー:友田・神戸・斉藤・平

2017/5/27(土)/天候:晴/参加者29名/観察種数24種/鳥合わせ

写真の説明。左から(撮影全て:平さん)

行きに皆さんと一緒に見たコゲラ、帰りも巣穴掘りが続いていました。ここ数年、ナラ枯れのコナラが多いので、コゲラの繁殖適地が増えているように思います。

私市駅前の商店テントで子育て中(咥えたエサでのどが膨らんでいます)下:乾燥した土を集めているのでしょうか、1~2分ごとに何回も来ていました。

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快晴のさわやかな一日でした。

オオルリが一か所でかろうじて見え、キビタキは八ケ所で囀っていましたが姿は確認できませんでした。

途中シジュウカラが電柱の角パイプから顔を出していました。営巣中だと思います。

園地のあちこちでホトトギスが鳴いて飛び回っていましたが、姿は見えなかったです。

園地の方がサンコウチョウがいると教えていただきましたが、いた場所を探しましたが駄目でした。

帰り道すいれん池で休憩中コゲラの声がしていたところ、会員の方が雛が落ちているを見つけられました。しばらくするとトイレの木の外壁に垂直にしがみつきました。多分コゲラの声は親が子を呼んでいるとの事。何もせずその場を離れました。

快晴のさわやかな一日でした。

参加リーダー:友田・神戸・斉藤・平