万博公園の鳥(第10回)「アオバト」(2026年4月)


双子池で水を飲むアオバト 20260314 (橋本昌宗氏)
3月の探鳥会では万博公園の園内用水路の最上段にある「双子池」で、オシドリを見ていた時、アラカシの木の枝に止まっていたアオバトを観察した。アオバトは額と喉から胸にかけ明るい黄緑色、頭頂から背・腰・尾は緑灰色、雄の雨覆羽は赤紫色の美しいハトである。毎冬万博公園で越冬しており、常緑樹林にいてアラカシなどのドングリを食べているが、木の葉の色が保護色となり、いても気づかない場合が多い。今回はアオバトが木から池際に下り、水を飲み始めたため、探鳥会参加者全員でゆっくり観察できた。
アオバトが海水を飲む習性は神奈川県「湘南海岸」などで良く観察されており、写真が公開されている。
万博公園内の水路を流れる水はすべて循環水のため、防錆剤・防腐剤などが添加されている筈なので、さまざまな塩類★を含んでいると思われ、アオバトは海水の代わりに池の飲んでいたのだろうか。
(★酸とアルカリの中和反応で生ずるイオン結合性化合物で、食塩もその一つ)
アオバトは北海道~九州で繁殖している鳥、大阪府内でも年間を通じて記録がある。北摂山地・金剛山地・和泉山脈など、府南北の山地で繁殖期にさえずりが聞かれており、繁殖している可能性は高いが、万博公園など平野部では冬鳥としての観察のみで、4月には繁殖地へ渡去していて、いないと思われる。
(探鳥会案内)
①日本野鳥の会主催 万博公園探鳥会
・日時 4月11日(土) 午前9時30分 自然文化園中央口
・解散 15:00頃日本庭園内の予定
・担当 平(ひら) 軍二 他 ・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・内容 キビタキ・オオルリなど、春の渡り鳥を期待して自然文化園・日本庭園を一巡
・参加費 日本野鳥の会会員100円、非会員300円
他に万博公園への入園料 450円が必要(4月1日より値上げされた)
・参加希望 大阪支部HPのホームズ様式により申込。HPからの申込が難しい方は平あて連絡
②吹田野鳥の会主催 万博公園探鳥会
・日時 4月26日(日)午前9時30分 自然文化園中央口
・解散 14:00頃 自然文化園内の予定
・担当 平 軍二 他 ・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・内容 2週間前に続いての万博公園、最盛期に入った春の渡り鳥を観察。
(途中1時間ほど、吹田野鳥の会総会を予定)
・参加費 吹田野鳥の会会員 0円、非会員200円。他に万博公園への入園料450円
・参加希望 平軍二宛メールまたは携帯電話で連絡
上記①~②に関する問い合わせは平軍二へ
メール g.0501.hi@gmail.com 電話 090-6901-1425