2025年4月定例探鳥会のご案内

千里の鳥・万博の鳥(第149回)「カンムリカイツブリ」(2025年4月)

カンムリカイツブリ

 万博公園探鳥会は昭和60(1985)年2月にスタートし、満40年になりました。千里タイムズ紙には第1回探鳥会から、探鳥会案内を掲載していただいていたが、2012年10月からは「千里の鳥・万博の鳥」と題して、有賀憲介氏から提供いただいた写真に説明をつけることで、紙面に大きく取り上げていただいてきた(最近写真は橋本昌宗氏)。  
 そのおかげでこの40年間に、万博公園探鳥会参加者は延べ3万人をこえ、千里ニュータウンを中心とする吹田市・豊中市、そして北摂地域に多数の野鳥ファンを広げて頂きました。
 さて、今月紹介するカンムリカイツブリ、額から頭頂の黒いカンムリは、冬鳥にも見られるが、繁殖期が近づくと大きくなる。しかも冬鳥では顔の周りが白く首が長く見えるが、徐々に繁殖羽に変化し、顔の周辺に赤褐色~黒色の飾り羽が出て、頭部のカンムリと合わせ、カンムリカイツブリの名前がぴったりする鳥に変化する。
 カンムリカイツブリはカイツブリの中では大きいことから、冬鳥として渡来し定住する場所は大きな池や、大きな河川である。万博公園内の池は、日本万国博覧会が開催地となった時、或いは万国博覧会終了後の万博公園となった時に作られた人工池で、面積が狭いことから、カンムリカイツブリが休める場所でなかった。
 それでも万博探鳥会では2018年11月に「夢の池」でカンムリカイツブリが観察されており、今回は40年間で2回目の観察となった。
 カンムリカイツブリは2/25、N氏により「大地の池」で発見されたのが最初で、3/8探鳥会まで万博公園に12日間滞在していたことになる。「夢の池」はカンムリより小さい「カイツブリ」が繁殖しているので、餌となる小魚はいると思われる。しかし、人慣れしにくい鳥なので、ボートに乗った人が近づく「夢の池」は過ごしにくかった筈、今回のように「夢の池」に長くいたのは何故か不思議である。
冬鳥のカンムリカイツブリ、大阪府内で稀に繁殖記録があるものの(★)、ほとんどは4月に入って繁殖地(中国東北部など)へ渡去したと思われる。

 さて、4月に入っても最高気温の低い日があり、ソメイヨシノは開花したものの満開は遅れている。
4月の探鳥会では、花前線と共に南国から渡来する春の渡り鳥オオルリ・キビタキ、繁殖地への渡去直前の冬鳥ツグミ・シロハラなどとの出会いを楽しみに探鳥会を開催したいと思っている。
下記の探鳥会を予定しているのでご都合のつく方の参加をお待ちしている。。

①日本野鳥の会主催 万博公園定例探鳥会
・日時 4月12日(土) 午前9時30分
・集合 自然文化園中央口
・解散 15:00頃日本庭園内の予定
・担当 平(ひら) 軍二 他
・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・参加費 日本野鳥の会会員100円、非会員300円
     他に万博公園への入園料 260円
・参加希望 大阪支部HPのホームズ様式により申
     込のこと
    HPからの申込が難しい方は平あて連絡
②吹田野鳥の会主催 万博公園総会前座探鳥会
・日時 4月27日(日) 午前9時30分
・集合 自然文化園中央口
・解散 14:00頃自然文化園内の予定
・内容 探鳥会の途中に一時間ほど、吹田野鳥の会 2025年度総会を開催予定
・担当 平 軍二 他
・持ち物 弁当、水筒、筆記具、観察用具
・参加費 吹田野鳥の会会員0円、非会員200円
他に万博公園への入園料 260円
・参加希望 平(ひら)軍二宛、メールまたは電話連絡
上記に関する問い合わせは平(ひら)軍二へ
メール  g.0501.hi@gmail.com
電話    090-6901-1425

(★文献)
大阪府鳥類目録2016(日本野鳥の会大阪支部) 

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(写真)
    種 名:カンムリカイツブリ
    撮影日:2025年3月8日
    場 所:万博公園
    撮 影:橋本昌宗****************************************