2025年10月定例探鳥会報告

2025年10月25日(土)くろんど園地定例探鳥会 晴 参加者13名 鳥合せ

スタート地点で皆さんを待つとき、民家のテレビアンテナ上からイソヒヨドリのさえずりを聞いたが、集合された頃はいなくなり、あとはスズメの声、そしてヒヨドリのみだった。山地に入ってソウシチョウなどの声はするもののゆっくりせず、ヒヨドリだけは多かった。昨年10月にアトリをみた園地事務所近くのアキニレや、10/21にいて今日の資料に載せたクロツグミのコブシにも鳥はいなかった。
今日最も期待していたムギマキ、遊歩道より奥に入ったカラスザンショウはまだ緑色で未熟状態、表の炊事棟(2)近くにあるカラスザンショウも赤紫色に変化しているものの熟していないようで、ムギマキのみか、キビタキなども来ていなかった。今夏の暑さでカラスザンショウの実の熟する時期が例年よりも遅れていることによると思われた。
山地の遊歩道近くに、秋の味覚ミツバアケビの熟した実や、ガマズミの赤い実が多かったが、鳥の気配はなく少ないままだった。帰り(下り道)の傍示集落には標高260m~225mの間に続く棚田、稲刈りが終わった田んぼにホオジロ雄雌がいて、餌を探している姿を全員で観察できほっとした。

現地配布資料