曇り空の比較的過ごしやすい気候でスタートした。
いつものコースは関西医大の工事の関係で進めず、天の川沿いからコースを進むと多数のツバメやイワツバメたちが出迎えてくれたが、どこかすぐ近くにコロニーを移したのだろうか、長年イワツバメのコロニーだった橋裏に入る姿が見られない。広い河川敷に出ると、スズメやムクドリが多く採食しにぎやかさを見せていた。淀川では、上流のダム放水の為か水位が高く流れが速く中州がほとんど出ていない。カワウやダイサギ、オオバン、カンムリカイツブリ(かなり遠方)、カルガモが見られたくらいだった。淀川沿いに進むと雄モズが警戒しており、その先には幼鳥の姿を確認できた。ヨシ原ではオオヨシキリが囀り、なわばりを争う姿を目撃した少し先で、オオヨシキリとは少し違う軽快で優しいコヨシキリの囀りが聞こえた。再び天の川に戻ると、カワセミのダイビングやコサギの探餌、セグロセキレイの採食(コガネムシ)、ホオジロやスズメ幼鳥の水浴び、オオムシクイの囀りなどを確認し、ふと淀川の方を見ると、昨年に続き探鳥会3例目とみられるアマサギの群れが飛んでいるのが見え、コアジサシの小群も探餌に来ていた。その先の今年冬に樹木伐採された範囲では早くも中~高茎の草地が形成されており、ホオジロがあちこちで囀り、キジの声も響いた。
意外な種も見つかり、終わってみれば37種と前月よりも5種多い確認であった。






写真提供:西脇リーダー
天候:曇り 参加者:30名 鳥種:37種 鳥合わせ
リーダー:前田、甲田、西脇、香月、松井、新名、(平)、西脇(報告)