2011年度上半期分報告 2011年度下半期分報告 2012年度下半期分報告 2013年上半期分報告 2013年度下半期分報告
2014年度上半期分報告 2014年度下半期分報告 2015年度上半期分報告 2015年度下半期分報告
2017年度分報告 2018年度分報告
2019年度分報告 2020年度分報告
牧野定例探鳥会の報告:平成28年度
写真の説明。左から
- 河川敷の牧野に、山の鳥であるアカゲラが出現(撮影:斉藤博さん)
- そのアカゲラに負けまいと、赤い斑点を見せたコゲラ(撮影:斉藤博さん)
- 胸をそらし凛とした立ち姿のツグミ(撮影:斉藤博さん)
- ベニマシコはみんなが期待している1種。今日はトータル17羽も確認(撮影:斉藤博さん)
- 上嘴の曲がり方は小型猛禽の異名そのものモズ(撮影:斉藤博さん)
- 山の鳥アトリも牧野の冬の常連(61羽確認)。雌の頭に黒い羽が混ざっているのがわかる(撮影:斉藤博さん)
- 穂谷川沿いを歩く両チーム(バックは高槻市安満山)
河川レンジャーチームには、スズメ・ヒヨドリ・カラスの説明からスタートしました。(撮影:平さん) - 淀川堤防から河川敷(牧野グランド)に降り、
ツグミ・カワラヒワなどを見る日本野鳥の会参加者(バックは天王山)(撮影:平さん)
- 前半は淀川河川レンジャーイベントと合同の開催となり、22名の参加者が熱心に観察されていた。
- センダンやアキニレの実がほとんど落ちており、これまでは非常にたくさん見られたヒヨドリやムクドリは少なくなった。
- 暖かな気候の中、あちこちでウグイスやホオジロ、シジュウカラのさえずりが聞こえ、春の訪れを感じられた。
- 冬鳥もやや数を減らしたものの顔ぶれは変わらず、普段は確認できないアカゲラを観察した人もおり、猛禽類も現れたこともあって、最終的に58種の確認で、みな満足のいく観察ができた。
- 参加リーダー:前田・斎藤・西脇・平
- 雨天中止
- 参加リーダー:
写真の説明。左から
- トウネズミモチの実を食べるツグミ(撮影:斉藤博さん)
- 上空を群れで飛ぶなどのアトリ(撮影:斉藤博さん)
- 対岸の木に休むノスリ(撮影:斉藤博さん)
- 木陰に休むシメ(撮影:斉藤博さん)
- 近づいてきたウミアイサをばっちり(撮影:斉藤博さん)
- 天野川河口近くでクイナ(撮影:斉藤博さん)
- その上流でバン(オオバン39羽観察に対し、バンは1羽のみ)(撮影:斉藤博さん)
- 今日も続々と自転車部隊(2枚組)(撮影:平さん)
- 探鳥コースは木の実が完熟期、鳥散布のトウネズミモチにはツグミ・ヒヨドリ、ナンキンハゼにハシブトガラス・カワラヒワ・キジバト、センダンにムクドリ・ヒヨドリ・ツグミなど、そして風散布のアキニレにカワラヒワ・アトリなどが群れで、草原の鳥もベニマシコ・カシラダカ・ホオジロ・ヒバリ、そして1羽のみであるがホオアカが出るなど、鳥がひっきりなしにトータル55種確認できた。
- 今日の最大トピックスは新発見ウミアイサ、カワアイサと思っていた鳥がひょうご会員でもあるN氏からウミアイサといわれ、近くに飛んできたことから再確認し納得した。
- 牧野探鳥会では毎冬カワアイサを観察しているが、遠くを泳いでいる姿を見るので、ウミアイサがいても見過ごしていた可能性がある。
- 参加リーダー:平・南・前田・斎藤・西脇
写真の説明。左から
- ホオジロ、手の届くところに来てくれた(撮影:平さん)
- オオバンが浅い所で歩いてくれたので、弁足がはっきり見えた(撮影:平さん)
- シメ(撮影:西脇さん)
- カワセミ(撮影:西脇さん)
- コース両サイドが草刈されていました。先月草刈前との比較写真です。
(新年早々枚方市マラソンが計画されており、その準備に両サイドの草刈が行われ広くなった)(撮影:平さん) - 自転車が通過してもゆっくりできた(撮影:平さん)
- 豆サイクリスト登場(後方の車は枚方市マラソン準備中)(撮影:平さん)
- たわわに実ったセンダン(鳥分散されたと思われるセンダンの木がコースに500〜1000本あると思われる。たわわに実った実は、ヒヨドリ・ツグミ・ムクドリを中心に、シメ・イカル・カラスなどの胃袋を満足させる筈)(撮影:平さん)
- 冬鳥がほぼ勢揃いし、留鳥もセンダン・ナンキンハゼ・アキニレなどの木の実を求めて集まり、51種観察できた。
- しかも個体数が100羽を越えた種が4種(ヒヨドリ338羽、コガモ108羽、ツグミ104羽、カワラヒワ103羽)、更に50羽を超えた種もエナガ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・オオバン・ヒドリガモと5種もあるなど、鳥の切れ目がなかった。
- 雨予報だったが降らず穏やかな日和となり、終了後に降り出すというタイミングの良さにも恵まれた。
- 参加リーダー:平・前田・斎藤・西脇
写真の説明。左から
- ハジロカイツブリ(撮影:南さん)
- ハジロカイツブリ魚をゲット(撮影:南さん)
- マガモのペア(♂エクリプス)(以降撮影は全て平さん)
- ホシゴイの背中
- アオサギ・ダイサギ・コサギのお見合い
- 今日も自転車が数百台。10台以上の自転車部隊とすれ違う
- カワセミ+猛禽など次々に出て動けず
- ここ数年の探鳥会では初めて車が通過(林道を車が走るような風景に見えます)
- ツグミ・シロハラ・ジョウビタキ・アオジなど冬の小鳥や、ミサゴ・ノスリ・ハイタカ・ハヤブサの猛禽類、そしてカモも個体数は多くなかったものの牧野の常連、カワアイサなど6種も出てくれた。
- 曇り空で風もありやや肌寒い日和となったが、最後にヒドリガモの中に珍鳥ハジロカイツブリがいて、48種で締めくくった。
- 参加リーダー:平・南・甲田・前田・斎藤・西脇
- 久しぶりの青空でまるで真夏のような気候、秋の渡りの小鳥を期待して出発。
- 毎年この時期に来るノビタキを求めて、いつもとはコースを変え皆で探すも、全く見つからない。
- 仕方なく通常コースに戻り、歩くも見つかるのは留鳥のみ。
- 淀川は大変な増水でカモたちは全く浮いていない。
- 真夏のような日差しで暑く参加者のフラストレーションはたまるばかり。
- ところが、良くしたもので昼食後、ツツドリ、メボソムシクイ、オオルリ、キビタキ、コサメビタキと次々に出現。
- フラストレーションは一気に解消。
- めでたし、めでたし。
- 参加リーダー:甲田・前田・斎藤
写真の説明。左から
- 鳥のセッカがほとんどいないので、代わりに生息範囲を急拡大中の外来植物セッカニワゼキショウです。
河川敷内のグランドにおおいのですが、スタート地点の草むらにも咲いていました。(撮影 平さん) - 今日も自転車部隊。カウントしていませんが、ひっきりなしに数百台のサイクリング車が通過しました。(撮影 平さん)
- 自転車を横目にゴミ拾い(撮影 平さん)
- 成果はまずまず??(撮影 平さん)
- ゴミ拾いをしながらバードリスニングの清掃探鳥会、林の鳥はウグイスの声が切れ目なし、シジュウカラも多かったが、期待して今月の鳥としたオオヨシキリなど、草原の鳥は少なかった。
- スタート地点から穂谷川堤防は住宅地で歩く人もありゴミは多かったが、河川敷の探鳥コースは利用する人がサイクリング車・ランナーとバードウォッチャーで、思いのほかゴミが少なかった。
- 枚方市の最高気温が34℃を超えた暑い日ではあったが、薄曇りで木陰にさわやかな風が通ったので、ゴミ拾いもそれほど苦にならなかった。
- 参加リーダー:平・甲田・前田・斎藤
- 雨天のため中止
- 参加リーダー:(平・南)
写真の説明。左から
- 今日も自転車部隊の通行多し(撮影 平さん)
- コジュケイの「チョットコイ」に誘われて、林の中へ見に行った人々(撮影 平さん)
- ヘラサギを見る人々(撮影 平さん)
- 浅瀬に休むユリカモメの群にヘラサギ(撮影 迫田昌弘さん)
- アオハダトンボ♂の写真(撮影 南茂夫さん)
- アオハダトンボ♀の写真(撮影 南茂夫さん)
- 淀川にカモは少なくなっていたが、イカルチドリ・コチドリ・アオアシシギ・キアシシギ・イソソギと、シギ・チドリが出てくれた。
- 林にはツグミ・シロハラの冬鳥は渡去しいなくなっていたが、ウグイスが元気、そしてキビタキ・オオルリ・センダイムシクイの夏鳥、そしてキジだけでなくコジュケイが「チョットコイ」と呼んでくれた。
- 本流を通過したユリカモメの大群が川の浅瀬に下りたが、その群れの中に牧野探鳥会初記録と思われるヘラサギを観察することができた。
- 尚、昨年5月の探鳥会で見つかった大阪府絶滅危惧T類のトンボ、アオハダトンボが今年も確認できた。
- 参加リーダー:平・南・甲田・前田
写真の説明。左から
- 探鳥会開始直前。集合場所のソメイヨシノが満開(撮影 平さん)
- ヒクイナ 先月より上流側で観察できた。クイナ、オオジュリンも近くにいた(撮影 小谷明彦さん)
- ヒクイナを見る人々(撮影 平さん)
- ウグイス ウグイスの声が多く52羽、さえずる姿が良く観察できるのが牧野の特徴(撮影 小谷明彦さん)
- キジ 今日参加された皆さんから最も人気を集めたキジ、何回か姿が見えました(撮影 小谷明彦さん)
- キジを見る人々(撮影 平さん)
- モズ 雄雌とも観察(撮影 小谷明彦さん)
- クサノオウの花(花拡大写真がピンボケでごめん)クサノオウは全草が有毒。しかし皮膚疾患に有効な薬草という意味で瘡(くさ)の王(撮影 平さん)
- 今月も自転車部隊多し(カウントしていないがバードウォッチャーの10倍以上は間違いなし)(撮影 平さん)
- 穂谷川沿いで先月確認したヒクイナ・クイナ、そして、地味な褐色のオオジュリンがヨシ原に、真っ赤に春を装ったベニマシコがイノコズチの実に来ているなど、幸先よくスタートした。
- コースではウグイス・シジュウカラが切れ目なく、また冬鳥がほぼ残っていた上、夏鳥のツバメ、さらに春を歌うコジュケイなど、トータル56種も観察した。
- そんな中で人気を集めたのはキジ、声そして姿に参加者の人気を集めた。
- 2月、3月と非常に多かった大型の小鳥(ヒヨドリ+ムクドリ+ツグミ)が1/5に激減(それでも200羽台)していたが、コースにある数百本のセンダンの実がほほなくなっためと予想され、餌の無い所に鳥がいないことが証明された。
- 参加リーダー:平・前田・斉藤