2018/3/3(土)/天候:晴/参加者14名/観察種数51種/鳥合わせ
写真の説明左から(撮影全て:西脇さん)
・鉄塔にとまるノスリ:伐採で猛禽類は見やすくなった
・広大な伐採跡地に点々と木が残る中を探鳥する
・観察したトラフズク(閉会後でカウント外)
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定例開催予定だった3月4日が淀川寛平マラソンと重なったことから1日ずらして土曜日の開催となったこともあり、いつもより少人数での探鳥会となった。
シジュカラやセグロセキレイ、キジ、キジバト、ウグイスがさえずり、ハシボソガラスやエナガは巣材を運び、チョウゲンボウのペアがカラスを盛んに追い払い、モズもペアでの行動が見られるなど、春の訪れを感じられた。
2か所でクイナをゆっくり観察でき、美しく色づいたベニマシコ、盛んに潜水するカワアイサ、ノスリなどの冬鳥を見納めた。
河川事務所による伐採区間では、これまで多数が見られたヒヨドリやハシブトガラスなどは明らかに減少した。
残された立木ではほぼすべてで鳥が確認されるなど、見通しがよくなり鳥が見つけやすくなったこともあり、確認種はあまり変化なかった。
探鳥会後には一部の参加者と解散地点近くに滞在中のトラフズクを観察した。
参加リーダー:前田・西脇・香月・中筋
2018/2/4(日)/天候:晴/参加者29名/観察種数44種/鳥合わせ
写真の説明左から(撮影全て:平さん)
伐採作業状況3題(切株群・幹・小枝)
自転車部隊2題。今日は寒く、風が強いためか、往来する自転車は例月の半分以下と、少なかった。
天野川橋よりクイナを見る。
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淀川本流と牧野ゴルフ場にはさまれた探鳥コース、11月よりスタートした樹木伐採、計画3㎞のうち約3/4ほど伐採されており、1月に観察できた山野の小鳥のうち、エナガ・メジロ・アトリ・イカルが観察できなかった。
そんな中、ミサゴ・ノスリが良く飛び、トビ・ハヤブサ・チョウゲンボウと猛禽類が5種、そして最後に天野川べりでクイナを全員で観察し締めくくった。
今日は快晴ながら樹林伐採と、風が強かったこともあって、山野の鳥が少なく、先月54種から10種減の44種に止まった。
参加リーダー:平・前田・甲田・斉藤・西脇
2018/1/7(日)/天候:晴/参加者39名/観察種数54種/鳥合わせ
写真の説明左から
コゲラ:長い間枯れ枝を突いて、ウォッチャーを歓迎(撮影:西脇さん)
イカル:樹林の中で餌を探すイカルの群(撮影:西脇さん)
アカハジロ(撮影:西脇さん)
アカハジロ(撮影:西脇さん)
鳥を見る参加者3題:最上段には、淀川河川レンジャー観察会への参加者にお子さんも(撮影:平さん)
切株の中に数10m間隔で残された木がさびしく「ぽつん」と(撮影:平さん)
先月、切断中と紹介したセンダン大木の切株:日本野鳥の会旗の横幅が50㎝近くなので、センダンの長径は1mほどであった。
しかし、年輪を数えると25年ほど、通常の林では考えられない河川敷の木の生長速度です。 (撮影:平さん)
自転車部隊が何回も通過(撮影:平さん)
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船橋川河口までは淀川河川レンジャー観察会への野鳥観察指導を行ったが、スタート直後の穂谷川沿いでホオジロ・アオジ・ベニマシコ・オオジュリン・モズなど草原の鳥が良く出てくれた。
先月から始まった河川敷の樹林伐採は、伐採計画約3㎞のうち半分近くがほぼ全伐され、林の鳥観察範囲が少なくなっていたが、上流樹林の残る所ではアトリ・イカル・カワラヒワ・シジュウカラ・ヒヨドリ・シロハラなどが出た。
下流伐採地に入って淀川本流が見えるとなった場所ではカモが良く見え10種、中でもアカハジロと思われる個体が出て盛り上がった。
樹木伐採で種数・個体数の大幅減を懸念していたが、トータル54種1170個体は昨年1月(55種1564個体)比若干減に止まり、まずまずの結果となった。
参加リーダー:平・南・前田・斉藤・西脇
2017/12/3(日)/天候:曇/参加者37名/観察種数50種/鳥合わせ
写真(撮影:平さん)の説明左から
カワアイサ♂♀
いつものように自転車隊が次々に
伐木状況4枚組
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快晴で12月とは思えぬ穏やかな探鳥日和、鳥たちが沢山出てくれました。
カワアイサなどカモ9種、シロハラ・ツグミ・ジョウビタキ・ベニマシコ・シメなど冬の小鳥なども順調で、50種も観察できた。
探鳥コースの伐木は、これまでの想定を上回るほぼ皆伐状態で始まったが、現時点の伐木は計画の10%程度のため、鳥の種数・個体数に大きな影響はなかった
参加リーダー:平・前田・甲田・斉藤・西脇
2017/11/5(日)/天候:曇/参加者37名/観察種数45種/鳥合わせ
写真の説明。左から
ジョウビタキ(撮影:斉藤博さん)
カワラヒワ(撮影:斉藤博さん)
モズ(撮影:斉藤博さん)
アトリ(撮影:斉藤博さん)
ホオジロ(撮影:斉藤博さん)
オオムシクイ(撮影:斉藤博さん)
アキニレ・ナンキンハゼなどの木の実に集まるアトリの群れを見る人々(撮影:平さん)
洪水被害の様々(4枚組)
左上の切断された木の年輪、わかりにくいのですが大よそ20年±α、現在の探鳥コースは20年間、木を切られたことがなかったことがわかりました(撮影:平さん)
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探鳥コースは倒れた木や、ゴミや草木の小枝などのがれきの山、先月の台風21号による洪水の爪痕が切れ目なく続いていたが、そんな中、鳥たちは思いのほかよく出てくれた。
アトリ・シジュウカラが多く、イカル・オオムシクイ・キクイタダキ、そしてアリスイ、そして冬鳥もジョウビタキ・アオジ・シロハラ、ツグミが確認された。
カワアイサ・ヒドリガモ・マガモなどカモ8種など、トータル45種となった。
参加リーダー:平・南・前田・斉藤・西脇
2017/10/1(日)/天候:曇/参加者29名/観察種数36種/鳥合わせ
写真の説明。左から(撮影:平さん)
西牧野地区の田んぼでケリ、そしてノビタキを見る
探鳥コースの頭上近く、10mほどの所にスズメバチの巣
シダ植物ハナヤスリ科「フユノハナワラビ」。河川敷では珍しいと思われる。
天野川河口近くでイソシギを見る。
今日も自転車部隊が続々通過。幸い事故なし。
初めて見たタデ科外来種「シャクチリソバ」,北河内植物目録2004年(1500種中に)記載なし。
今年度、探鳥コースの両サイド5m幅で伐木が予定されている。その準備のためか、下流側ではコース両サイドが整備されていた。このコースは、地震などで幹線道路が機能しなくなった時の非常用道路である。
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毎年10月探鳥会はノビタキを見るため、草原の多い場所へコースを変更している。
今日はなかなか出なかったが、ケリに続いてノビタキが1羽、田んぼの杭の上にいるのが見つかった。
通常コースに戻って秋の渡り鳥はキビタキ・コサメビタキが出るも少ないまま、最終近くなってアリスイが1羽でて、参加された皆さんに満足してもらうことができた。
参加リーダー:平・前田・斉藤・西脇
2017/9/3(日)/天候:晴/参加者17名/観察種数33種/鳥合わせ
写真の説明。左から(撮影:平さん)
カワセミ、そしてイソシギが飛び回るのを見る(撮影:平さん)
自転車部隊が次々に通り過ぎる(撮影:平さん)
コサメビタキ、続いてコムクドリを見る(撮影:平さん)
飛び回った後、河原に下りたイソシギ(撮影:平さん)
ダイサギが右を向いたり左を向いたりして、狩漁(撮影:平さん)
コムクドリがエノキに(撮影:香月清宏さん)
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朝夕が涼しく過ごしやすくなり、秋の渡り鳥を期待しながらスタート。穂谷川ではカワセミ、そしてイソシギ4羽が飛び回った。
牧野ゴルフ場西側の探鳥コースはツクツクホウシが続く中で鳥の声は聞こえにくく鳥影は少ないまま、唯一センダイムシクイが飛んだのみだった。
昼食後のセンダン林で毎年渡り鳥が楽しんでいるが、期待たがわず先ずはコサメビタキ、そしてコムクドリの群れにバードウォッチャの目が輝いた。
後は天野川で猟をするダイサギ、顔を右に向けて水面に近づけているので、片方の目が見えないためかと思っていたが、続いて反対の左側に向け、再度右側にと猟を続けていたが、獲物を捕るところは確認できなかった。
参加リーダー:平・前田・甲田・斉藤・西脇
2017/7/2(日)/天候:晴/参加者11名/観察種数30種/鳥合わせ
写真の説明。左から(撮影全て:平さん)
今日もサイクリング車が次々通過
遊歩道一面にシュレッダーされた紙、ガラス瓶の破片などが混合してまかれていたゴミを拾うも、拾いきれず。
今日、拾ったゴミを前に全員集合
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梅雨の晴れ間の暑い一日、ゴミ拾いをしながら歩いた。
コースには思いのほかゴミが少なかったが、所々に「缶・ビン・ペットボトル」などがまとまって捨てられている所があり、全員で集めたごみは大袋10個となった。
鳥はリスニングが中心となったが、エナガ・シジュウカラ・カワセミの幼鳥や、飛び回るササゴイなどのウォッチングもできまずまずで、トータル30種となった。
参加リーダー:平・前田・甲田・斉藤・西脇
2017/6/4(日)/天候:晴/参加者20名/観察種数38種/鳥合わせ
写真の説明。左から(撮影全て:平さん)
スズメ幼鳥 探鳥会集合場所で1mほどに近づいてきた。おそらく毎日餌を貰っていると思われる。
ホオジロのさえずり
今日もサイクリング車の往来が多し
折れた柳の枝がコース道の両側に散乱。6/1夜~6/2未明にかけての雷雨・突風で折れた木の枝が、コース全域で道路に落ちていました。ほとんどヤナギの仲間の樹だけでしたので、「柳に雪折れなし」はシダレヤナギのことでしょうか。
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この時期としてはさわやかな風が吹き、絶好の探鳥日和でした。
コースでは今月もシジュウカラ・ウグイス・オオヨシキリ・ホオジロなど、さえずりが切れ目なしに続き、少数ながら、キジ・セッカ・ヒバリも出てくれた。
そして今日のメインゲストはホトトギス、「特許許可局」を堪能することができた。
参加リーダー:平・斉藤・西脇
2017/5/7(日)/天候:晴/参加者36名/観察種数44種/鳥合わせ
快晴の探鳥日和、両サイドの林や・ヨシ原の中からウグイス・シジュウカラ、そしてオオヨシキリなどのさえずりが続いた。
林で休んでいた渡り鳥は思いのほか少なく、キビタキ・センダイムシクイ・エゾムシクイが出たが、ゆっくり羽ばたきと滑空を繰り返しながら飛びまわり、遠くのマンションの屋上に止まったチョウゲンボウ、そしてアマサギの11羽の群れ、ユリカモメ40羽の群れなど、上空を飛ぶ鳥たちがみものであった。
ユリカモメがゆっくり上空をいていた。
参加リーダー:平・南・前田・甲田・斉藤
2017/4/2(日)/天候:晴/参加者49名/観察種数57種/鳥合わせ
写真の説明。左から(撮影全て:平さん)
今日はサイクリング車の往来が多く、500台以上は間違いなし。鳥を見ている人の後には、
常にサイクリング車が走行していた。上段:ベニマシコを見る。下段:ウグイスを見る。
ベニマシコ オス・メスとも良く見えたのに、証拠写真しか撮れず
ウグイス 歌っている姿があちこちで観察できた
快晴で比叡山~比良山系が良く見えた(比良山系は冠雪)
右鉄塔の後:比叡山848m
左鉄塔の後:右側は蓬莱山(びわ湖バレー)1174m、
左鉄塔の後:左側は武奈ヶ岳(比良山系の主峰)1214m
コゲラ ヨシ原で餌探し(この近くに竹でドラミングのコゲラもいました)
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コースではウグイスの法華経が切れ目なし、シジュウカラ・カワラヒワのさえずり、キジの雄たけび、枯れた竹をドラミングするコゲラも加わって春の歌が続きました。
上空は移動の途中と思われるダイサギ20羽以上の群、ノスリ・ミサゴ・トビや、セグロカモメ・ユリカモメなどでにぎわい、地上もベニマシコが何回も観察できるなど、快晴の探鳥日和に参加してくださった49名の方々には、先月58種に続く57種もの鳥を楽しんでいただくことができました。
参加リーダー:平・前田・甲田・西脇