よく晴れ、心地よい風が吹く探鳥会日和に、申込枠いっぱいの参加者と共にスタートした。
関西医大の新棟建設工事の影響で天の川沿いに淀川にアプローチを変更すると、盛んに探餌するイワツバメやツバメが間近に見えた。伐採され見通しが良くなった高水敷では、樹林の鳥はほとんど見当たらないが、草地を好むホオジロやウグイスの声はあちこちで聞こえた。繁殖期に入り河川敷のスズメ・ヒヨドリ・ムクドリは激減していた。淀川の水位が下がっており、出現した大きな砂州では、ダイサギやコサギの婚姻色や砂州に溶け込んだコチドリ、ハクセキレイとセグロセキレイが交尾をする様子を観察した。川面では冬鳥はほとんど姿を消していたが、オオバンの群れやカンムリカイツブリが姿を出した。その後、チョウゲンボウのホバリングによる探餌やハンティングにより見事小動物を捕獲し、餌運びで市街地に消えていく様子を観察した。
期待された春の渡り鳥は観察できなかったので、種数としては32種にとどまった。


当日配布資料【20250505キジ枚方淀川探鳥会.pdf】
写真提供:西脇リーダー
天候:晴れ 参加者:35名 鳥種:32種 鳥合わせ
リーダー:前田、甲田、香月、松井、新名、(平)、西脇(報告)