2025年3月2日の探鳥会報告

先月・先々月に続いて関医タワーに止まっていたハヤブサを見てスタートとなった。淀川河川敷は霧雨で視界がぼんやりていたが、ムクドリ群がセンダンの実を求め群で飛び回り、ツグミも木々の樹上や草原に、石の上ではイソヒヨドリがポーズをしてくれた。
淀川本流にはオオバン・キンクロハジロが多く、河川中央の砂地(中の島)にカワウの群、1月から観察されているヘラサギが1羽のみ残っていたが、胸が黄金色の繁殖羽へ変化していた。                        淀川河川公園枚方地区「多自然池」周辺は、樹木が伐採されたことで開園当初の風景となっていたが、そこへハイタカが飛んできて、残っていた木に止まったので、全員がゆっくり観察できた。ヨシ原からウグイスの法華経が聞こえ、アオジ・ホオジロ・モズなども出た。黒田川合流点周辺に残されていた樹林でアトリの群、川にはイソシギも観察できた。
「野鳥通り」と呼ばれていた樹林は鳥の止まり木として50m毎に残された木を除いて全伐されているが、止まり木にはカワラヒワ・スズメ・ムクドリなどが休んでいた。更に「オオタカの森」にオオタカが飛んできて木に止まり、ここで営巣?かと期待を持たせたが、すぐに飛び去ってしまった。                                                                                              磯島グランドで20羽のタヒバリを見て、雨がやや強くなったこともあり終了とした。雨で見通し良くないこともあり観察種数は47種にとどまったが、ハイタカ・オオタカが観察できたことで、満足して終えることができた。

当日配布資料【20250302キセキレイ枚方淀川探鳥会.pdf】
写真提供:西脇リーダー
天候:小雨  参加者:30名  鳥種:47種 鳥合わせ  
リーダー:西脇・香月・松井・平(報告)