秋晴れで、着込んだ上着が途中から邪魔になるように温かくなった。前日の大雨の影響で川辺りには枯れ草や泥が堆積し、川面は水の流れが早くカモたちの姿は少なかった。
淀川の水面では、今シーズン初めてのカワアイサが流れに流されながらも盛んに潜水を繰り返す様子を観察した。また、制水工の裏などの川の流れが緩い場所では、マガモやカルガモ、ヒドリガモ、コガモ、ホシハジロ等が休み、オオバンやカンムリカイツブリが混じったが、流速の影響だろうか水面の鳥は少なかった。天の川では、カワセミを近い場所でゆっくり観察し、他にキセキレイやセグロセキレイ、コサギ、イソシギを観察した。グラウンドではタヒバリの群れが来ており、ハクセキレイが混じった。その他、至るところでモズやジョウビタキが姿を見せ、所々でカワラヒワやメジロ、エナガの群れも賑やかに通り過ぎた。伐採の影響か、樹林の鳥はあまり確認できなかったが、冬の兆しを感じる探鳥会となった。
当日配布資料【20241サメビタキ属の鳥枚方淀川探鳥会資料.pdf】
写真提供:西脇リーダー
天候:晴れ 参加者:30名 鳥種:39種 鳥合わせ
リーダー:前田・西脇・香月・松井・新名・平(報告)