秋晴れの渡り鳥を期待される中、定員いっぱいの申し込みがあり、今月の鳥に選ばれたノビタキを観察することを目的にスタート。モズの高鳴きがあちこちで響き、ヒヨドリの群れが飛び交う秋らしい出だし。
淀川の水面にはまだカモの姿はなく、カワウもちらほら出る程度。青大小のサギを観察する。ワンド沿いの緑地に入るとあちこちでエゾビタキが愛らしい姿を見せてくれた。
天の川では、セグロセキレイ、キセキレイ、イソシギ、コサギ、ホオジロを観察し、カワセミを見た人も。川岸の緑地にはシジュウカラ、エナガ、メジロ、コゲラの混群に癒やされ、水を飲みに水辺に現れるメジロを観察した。
今年の冬に樹林を伐採されたエリアに入ると、オオブタクサをはじめとする草本はゆうに3mを超え、人の視界を塞いでしまった。とはいえ上空が開けたおかげか南に渡る途中のコシアカツバメやツバメが飛び交う様子や、遠くにミサゴがダイビングする様子を観察した。
しばらく歩き、刈残された小さな林にエゾビタキ、コサメビタキが自己主張し、カラ類混群が飛び交い、カワラヒワも現れた。しばらく進み川面で先程ダイビングしたと思われるミサゴやカワウの小群を観察した。
いつものコースを逸れ、堤防に登り、僅かに残された水田地帯と高水敷の草地にノビタキを探すも見つからない、しばらく堤防を歩いて行くと、中学校のフェンスにいたのはサメビタキ。しばらく観察してタイムオーバー、堤防を引き返すが、途中でキジの姿を目撃した人も居た。
猛禽やカモがあまり出なかったものの、秋らしい渡り鳥など36種の観察となった。
当日配布資料【20241006ノビタキ枚方淀川探鳥会資料.pdf】
写真提供:西脇リーダー
天候:晴れ 参加者:30名 鳥種:36種 鳥合わせ
リーダー:前田・香月・松井・新名・西脇(報告)