集合場所近くの街路樹のクロガネモチ、レンジャクが来なかったこともあって3年間の花~実の変化(一昨年の日焼けした黄色い実・昨年の赤い実・今年の花)を見てもらってスタートした。関西医大タワーには5月と同じ所にハヤブサの姿、しかもその上をトビが飛ぶという状況も再現された。河川敷の草原に多かったムクドリ、地上で虫探しや、熟した桑の実を採餌など、10~20羽の群があちこちに何回も飛びまわった。ここ数日の雨で本流の水面が高く流れも速く、中州が出ていないことで鳥ははほとんどいなかったが、岸辺にアオサギ、上空を飛んだダイサギ・アマサギ、天野川でササゴイ・コサギとサギが5種も観察できた。先月探鳥会で多数のイワツバメが群舞したことから今月の資料に載せたこともあり、これまで探鳥会で観察していなかった天野川魚道上にかかる自転車道路橋に裏の巣を見たが、2週間ほど前に巣立ったとのことで、もぬけのからだった。ヨシ原のあちこちでオオヨシキリの「行々子」が聞こえたが、野鳥通りの樹林伐採時に鳥の止まり木として残されたアキニレでさえずり、全員で声・姿を確認することができ、探鳥会を終了とした。
当日配布資料【20240602イワツバメ枚方淀川探鳥会資料.pdf】
写真提供:平リーダー
天候:晴れ 参加者:26名 鳥種:32種 鳥合わせ
リーダー:前田・甲田・松井・新名・平(報告)