スタート直後の淀川堤防上でハイタカを観察した後、淀川河川公園枚方地区の多自然池南側から淀川本流を見ると、ツクシガモ(3羽。牧野探鳥会時からこの11年間で2回目)や、ヨシガモが観察できた。
多自然池のヤナギにシロハラが止まっていて見ていると、双眼鏡にイワツバメが入ってきたが、天野川河口にかけての上空にイワツバメの大群(100羽とした)が飛び回っていた。
天野川岸ではタシギ・キセキレイ・セグロセキレイ・オオバンを確認した。野鳥通りの樹木伐採で淀川の鳥がよく観察できるようになったが、本流には100羽を超えるキンクロハジロ、50羽のホシハジロ、11年間で初記録のミコアイサ(1羽)、カワアイサ、カンムリカイツブリなどがいた。
中州の枯れ枝には、この11年間で初記録のハイイロチュウヒが止まっており、更に対岸高槻市側の樹林にはノスリを見ることができた。
野鳥通りの樹木伐採について、むくどり通信1月号に報告したので、オオタカ営巣地として樹林を残してもらったことを、現地を見ながら説明した。
また、鳥の止まり木として50mに1本程度の高木を残しているが、そこに30羽ほどのカワラヒワが休んでいるのを確認して終了とした。
樹木伐採で樹林の鳥は少なかったが、淀川本流が良く見えることもあってカモや猛禽がよく観察でき、しかもツクシガモ・ハイイロチュウヒと枚方淀川探鳥会ではあまり観察できなかった鳥が観察できたことで、寒さを忘れるほど満足して終えることができた。
当日配布資料【20240107ハッカチョウ枚方淀川探鳥会資料1.pdf】
写真提供:西脇リーダー
天候:晴れ 参加者:24名 鳥種:49種 鳥合わせ
リーダー:前田・西脇・新名・平(報告)