2022年10月2日の探鳥会報告

 例年10月はノビタキ鑑賞月、最後に楽しみを残しつつも、途中の野鳥通りでは秋の渡り鳥、エゾビタキ・コサメビタキ・キビタキなどが次々出てくれました。そしてお目当てのノビタキは、御殿山駅への堤防外側の空き地で、鉄柵の上を飛び回り、参加者の期待に応えてくれました。
参加者にマレーシア出身の留学生がおられ、繁殖分布図を見直すこととなりました。セグロセキレイ・ヒヨドリなど日本特産種として知られている鳥はすぐにいえるものの、秋の渡り鳥の越冬地にマレーシアが入るかどうか、日本の留鳥はマレーシアいるかどうか、図鑑の繁殖図を見ながらの説明になった。
その結果はコサメビタキ(〇)、エゾビタキ(×)、キビタキ(〇)、ハクセキレイ(×)、スズメ(〇)、アオサギ(〇)、ダイサギ(〇)、コサギ(〇)でした。
また、枚方淀川では観察できないものの今の季節の話題として、タカ渡りについて資料に入れたので、ハチクマがマレー市でも越冬している筈と説明した。
この留学生、今は大阪で日本語を勉強中であるが、北海道大学に入学し鳥の研究をしたいとのことで、頑張ってほしいと思いました。                     

天候:晴れ  参加者:20名  鳥種:31種  リーダー:前田・甲田・西脇・香月・平(報告)
写真提供:幅さん