大阪城公園定例探鳥会 2023年1月22日(日曜日) 天候:晴れ 参加者: 54名 観察種数37種 鳥合せ
大寒のころ双眼鏡を握る手は冷たいものの、風はなく、突き抜けるような青空をユリカモメ(頭部は未だ白い)やカワウ(首が婚姻色の白)の小群れがゆっくりと飛んでいく中、レギュラー25名、ルーキー22名の参加を得て、みんな一緒に豊国神社東側の一番櫓まで探鳥いたしました。インバウンド観光客が少し戻ってきているようですが梅林の見頃はまだのようで、比較的静かな公園でした。
カモ類は繁殖羽がとてもあざやかになっており、東外堀では前月に続きミコアイサ雌をじっくり観察することも出来ました。代表的な冬鳥シロハラ、ツグミは樹上ですが随所で数多く見られ、アキニレの種子を採食する小群れのアトリも見ることができました。一方、シジュウカラ、エナガ等小鳥類は出現種数こそあるものの、個体数は少なかったです。
太陽の広場東の森では、先頭グループが観察していた樹上のモズ雌が、突然、飛び降りミミズを捕食、また枝に上がって枝先に引っ掛け切り裂く様子(はやにえか?)を見ることができました。また後部グループでは掘を越えて飛ぶアオバトが観察されました。
ルキビタキ、トラツグミは、残念ながら、繁み等に入ったまま出てこず、探鳥会では見ることはかないませんでした。
由良、齋藤(淳):報告、齋藤(佐)、川相、藤原、川端:写真撮影、寺尾