大阪城公園定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)下半期分

3月27日

朝は冷え込みましたが徐々に気温が上がり気持ちよく歩きました。南外堀周辺では探鳥会では14年ぶりのヒレンジャクが出現しました。堀の上を飛んでいる虫を採る様子や、すぐ目の前の枝にとまったところをじっくりと観察できました。また貯水池の斜面の樹にハイタカがとまっていて間近で見ることができました。

2月27日

小学生以下の参加が6人、初めての方も多く賑やかな会になりました。シロハラやヒワ類が多くあちこちでゆっくりと観察しました。何度か鷹類が上空を舞い、穏やかで暖かい天候で水場でもゆっくりと水鳥を見ることができました。空堀でホオジロ、貯水場の斜面でクロジが出現しました。

1月23日

シロハラをはじめ、多くの小鳥類が地面におりて採餌していました。トラツグミも音楽堂上と梅林で観察できました。またあちらこちでマヒワの群れに出会いました。大阪城では珍しいヒガラも天守閣の北東側で出会いました。カモ類の個体数をは少なく感じましたが、マラソンとぶつからずゆっくりと観察できました。

12月26日

冷え込みが厳しいなか出発しました。お昼前からは雨が降りだし、昼食後に博物館前で鳥合わせをして解散しました。とにかくツグミが多く上空を飛びまわったり、あちらこちらの樹でツグミが鈴なりになってとまっていました。先月に引き続きマヒワの群れやヨシガモをじっくりと観察できました。

11月28日

早朝に雨が降ったせいか、歩き始めてしばらくは鳥が少なめでした。しばらくいくとアトリやマヒワの群れに出会いました。マヒワは何度か群れて飛びまわるところを見る事ができました。水鳥は少し増えているようで、南外堀でヨシガモ、北外堀で大阪城では珍しいオシドリを見る事ができました。

10月24日

歩き出すとカラ類の混群にあちらこちらで出会いました。その他の小鳥類はまだ葉が生い茂っていてなかなかじっくりと見ることができませんでした。でも南外堀ではカワセミを、北外堀ではカモ類・クイナ類をゆっくりと観察できました。

9月26日

森ノ宮操車場の不発弾処理のため少し集合場所を変え、いつもと逆コースを歩きました。まずは飛騨の森へ向かうと、イソヒヨドリそしてヒタキ類が次から次へと現れました。空堀では大阪城では珍しいノビタキも観察できました。うろこ雲が広がる秋空のなか気持ちよく歩きました。

7月25日

清掃をかねて歩きました。様々な団体が清掃をしてくれているのか比較的ゴミは少なめでした。猛暑とセミの鳴き声に悩まされながら歩き、鳥をゆっくりと見ることが出来ませんでした。