2025年7月定例探鳥会報告

2025年7月26日(土)私市植物園定例探鳥会 晴 参加者9名 鳥合せ

本来、ほしだ園地探鳥会の日であったが、①ほしだ園地にハヤブサが定着していないこと、②暑さが懸念されたこと、③私市植物園ではハヤブサ幼鳥が確認されていることなどから、昨年7月と同様、大阪公立大私市植物園に変更し、しかも午後の暑さがさらに厳しいと予報されていることもあり、お昼までとした。
幸い今日は、交野市が近くの天野川周辺で「天野川七夕祭り」開催しており、私市植物園も協賛しているようで、通常入場料400円の所が、無料開放されていた。
すごく暑くて鳥もなかなか出ず、目標としていたオオタカもなかなか出なかったが、声が何度かしたこと、帰りにオオタカのいるといわれている場所に戻ったところ、飛ぶところを観察できた方があった。                  今日の資料に入れた大阪層群の地質図から、交野市に交野山観音岩・獅子屈寺などの岩山が多いのは1億年前の地層が表面に出ていること、また現在、私市植物園にメタセコイアが植えられている所は、当時メタセコイアが大阪にも生育していた100万年前の地層であることなどを説明した。
暑さからか鳥が出なかった探鳥会、何とかオオタカが出たものの、シジュウカラ・エナガ・コゲラなど園内の樹林にいる筈の普通種がでず、25年間の両園地探鳥会における最低記録、観察種10種・個体数25羽にとどまった。

参加リーダー:友田・神戸・吉山・平

現地配布資料