ほしだ園地定例探鳥会の報告:平成25年度上半期
- 雨天のため中止としました。
- 参加リーダー:
写真説明:左から。写真はクリックすると拡大してみることができます。(撮影:平さん)
- 私市6丁目商店テント下のツバメの巣に3羽のヒナ。「どの子が長男(or長女)か」と、友田さんから質問がでた(正解は最左のヒナだろうとのこと)。
- ナナフシ(近くに4匹ほどいた)
- オカトラノオの花に群がっていたミドリヒョウモン
- アマクサシダ。平は6/27に予定している「くろんど園地のシダ」観察会のため、シダを良く
ご存じのKさんの特訓を受けた。30種近く確認できたが、ほしだ園地でなくくろんど園地で、一夜漬けの効果
を発揮できるだろうか。 - コウヤコケシノブ
- コナラ受難@ 今春生駒山系のコナラなどにマイマイガが爆発的に発生していたがようやく収まった。ほしだの山々は深緑の季節で空が見えないほどの緑一色の筈が透けて見えた。枝先を見ると、もう一度新葉を出し始めていた。
- コナラ受難A カシナガ対策中。数年前から交野市のカシノナガキクイムシによるコナラ枯れが発生している。昨年幹に穿入したカシナガが、今年コナラから出てくるのを、ホイホイ方式で一網打尽を目論んでいる。
- 私市駅集合時にホトトギスの声が響き、私市駅や民家で子育て中のツバメ、50羽を超えるムクドリ幼鳥中心の群がビワの実に、ハシボソガラスの幼鳥など、住宅地でいろいろ鳥を楽しんだ。
- 山地(天野川沿いの遊歩道)に入り、キビタキ・オオルリ・ウグイスなどのさえずりを聞くも予想外に鳥は少なく、期待していたほしだ園地のハヤブサも既に巣立っており、朝から一度飛んだだけとのことで、ハヤブサ待ちのカメラマンも手持無沙汰のようだった。
- 鳥の少ない時は、チョウ・トンボ・樹木・シダ・キノコと目につくものを何でも見て楽しんだ。
- 参加リーダー:渡辺、友田、平(報告)
写真説明:左から。写真はクリックすると拡大してみることができます。(撮影:平さん、ハヤブサは河村さん)
- 巣にいる♀にムクドリを運んできたハヤブサ♂(今日の資料に利用させていただいた:2013.4.17河村壽氏撮影)
- ほしだ園地管理事務所(ピトンの小屋)前のハヤブサが営巣している磐場「哮ヶ峰」で、ハヤブサ♂♀の餌渡しを見るバードウォッチャー+カメラマン。
- 昨年8月の洪水で天野川沿い遊歩道に崖崩れが発生し通行止め、10月から山側に仮歩道が作られて通行できたが、補修工事がようやく終了しており、川沿いを歩くことができた。
- ほしだ園地シンボルの吊り橋「星のブランコ」からの眺望、例年、萌黄の色の変化を楽しんでいたが、今年は芽吹きが早かったため、新緑の中にカスミザクラが点々としていた。(やや赤くまたは白く見えるのはカスミザクラ、ヤマザクラやソメイヨシノより2〜3週間遅く咲くサクラ。)
- 星のブランコから見える新緑の林床では、直径約2pほどの小さく白いツツジの花、シロバナウンゼンツツジ(白花雲仙躑躅)がひっそりと、しかし満開の見ごろを迎えていた。
- 私市駅で抱卵中のツバメを見てスタート。
- 天気は良いし、夏鳥がいろいろ出るのでないかと期待しましたが、キビタキ・オオルリ・センダイムシクイなどの声はするものの姿が見られず残念でした。
- そんな中、先月くろんど園地のように姿を全員でとはならなかったものの、ヤマドリのホロ打ちを聞くことができ、またほしだ園地の目玉の鳥「ハヤブサ」はオスからメスへの餌渡しを見ることができ、ようやく参加された皆さんに満足してもらうことができた。
- 参加リーダー:平(報告)・渡辺・友田・神戸