2022年9月の枚岡定例探鳥会の報告

秋雨続きのせいか気温の割には汗ばむ空気の中、久しぶりに二桁の参加者を迎えてスタート。
鳥影の少ない中、漸く出会ったカラ類の混群にはセンダイムシクイが混じる。そこへ突然アオゲラが飛び出し、じっくり観察する間もなく行方を晦ました。
らくらく登山道で茂みの中を動く鳥を発見。大きい丸い目をくっきり囲む黄色いアイリング。その場で識別できなかったので鳥合わせ後にリーダー全員でネットや図鑑を持ち寄り調べたところ、枚岡では初めてのジュウイチの幼鳥と同定した。
後半も鳥の出現が乏しい中、漸くキビタキ♂が姿を見せた直後、ハチクマが肉眼でも確認できる近さを旋回し、全員を楽しませてくれた。
終盤近くのふれあい広場でも遠くを旋回するタカを発見。ハチクマ?ノスリ?と識別に戸惑う中、写真を撮ったリーダーから「クマタカ!」と一声。ゆっくりと近くへ飛んできてくれ全員が双眼鏡で確認できた。枚岡3度目の出現にこの日一番の盛り上がり。
終わってみれば21種と少なかったが、青空を優雅に舞うタカを見れて、「楽しかった」とお声をいただく探鳥会になった。

天候:晴れ  参加者:15名  鳥種:21種  
写真提供:橋本さん、室谷リーダー(ハゴロモの幼虫)
リーダー:浅尾、梶原、西本、室谷、福嵜(報告)