枚岡定例探鳥会の報告:平成19年度(2007)上半期
- 例年渡って来るアオバズクの姿を確認できないままの出発となり、オオルリ、キビタキの囀りの中を登る。コサメビタキの巣が跡形も無く消えていたのが不思議だった。何の仕業か気になるところだ。暗村で、ヤマドリの雌が道を横切り、数名の人が確認、探鳥会で姿を見るのは非常に珍しい。
- コサメビタキの巣、エナガの雛が顔を覗かせている巣を観察後、枚岡定例では初めてソウシチョウが出た。キビタキ、センダイムシクイがよく囀り、ツツドリも鳴いて、枚岡もいつのまにか冬鳥から夏鳥へと変わってしまったようだ。
- 曇り空のなか、いきなりオオルリの囀りを聞いてから、枚岡梅林では、俗に「ぬえ」の声といわれるトラツグミの囀り、探すと梅の木に止まっていて、じっくりと観察できた。午後からは雨降りとなったが、コマドリやセンダイムシクイの囀り、アカゲラを観察でき、数は少なかったが種類はそこそことなった。
- 今月も、トラツグミを見てから、ルリビタキ、クロジ、マヒワ、ウソを全員で見て、最後にミソサザイまで出た。山の鳥だけで31種は、近年の枚岡の新記録かも知れない。
- 絶好の探鳥会日和の中、神社近くでゆっくりトラツグミを観察後、クロジのオス、ルリビタキのオスを見て、アカゲラ、ヒガラが出る。ウソは3ヶ所で計30羽近く、最後にアカウソのオス、メスも出て、全員満足の探鳥会となった。
- 雨のため、集まったのは3人。午後から晴れるという予報を信じて出発する。すぐにルリビタキのオス、クロジのオス、アオジと混群にヒガラを楽しみ、アキニレにウソの群れ、シロハラは至る所にいた。山の上ではガスがかかり、ノスリが飛べずに枝に止まっていた。