枚岡定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)下半期
- 集合場所でツグミ、シメ、イカルと幸先いいと思ったら、山へ上がるほど寒く、北風の強風が吹き、野鳥も隠れて出てこない。カラスも飛ばない。山の上では3度、体感温度は0度以下かも知れない。それでもウソ、ミソサザイやクロジ等、冬鳥はいたようだ。
- 夏鳥の渡りと、冬鳥の渡りの狭間で、野鳥の数は少ないが、それでもキビタキ、メボソムシクイ、そしてシロハラ、マミチャジナイ、アトリ、シメと、数はまだまだだか、季節は進んでいるようだ。
- 山の上に上がると、タカ類は5種。渡りのオオルリ幼鳥、キビタキ、コサメ、エゾビタキはあちこちに出現。メボソムシクイが目の前に出てきて、ノビタキは枚岡初かも。もう冬鳥のアトリもやってきていた。10月に29種は最高でしょう。
- 9月になったが、まだまだ暑く、ツクツクボウシ、ミンミンゼミの声が騒がしい。鳥の個体数は少なく、たまにムシクイの姿をみかけて、秋の渡りの始まりを感じ取ることができた。すっかり秋めいた枚岡梅林の上空をサシバが1羽帆翔している。ツクツクボウシの合唱の奥から秋には珍しくオオルリの囀りが聞こえた。らくらく登山道ではハシブトガラス?大きい、羽ばたきの後に滑空、ピーュと甲高い声。ハチクマだった。濃い暗色型が頭上を羽ばたいていく。午後からは雷鳴が鳴り響き、雨が降り始めた。
- 曇っていたため、いつもより風か涼しく感じられる。オオルリメス、キビタキ幼鳥、コサメビタキ幼鳥など、猛暑覚悟の参加者を楽しませてくれた。
- 蒸し暑い。しかし清掃しながらも、ヤマガラ、シジュウカラの幼鳥を確認、山も賑やかな雰囲気だった。