2023年10月の枚岡定例探鳥会の報告

午後から雨予報のためか参加者は16人と少ない。枚岡神社の秋郷祭と重なり、太鼓の音や人混みで騒々しい雰囲気に包まれてのスタート。久しぶりに梅林を周るも全く気配がなく少し不安になったが、登りだすとそんな気持ちも吹き飛んだ。
まずは麓でチーという声を聞く。シロハラの到着にはまだ早いと思ったが、その後も何度か聞こえ最後はピポポポッと鳴いたので確信した。エナガの群れが流れて行くとシジュウカラやコゲラにメジロなどの留鳥も活発に動く。その中にコサメビタキを見つけた。登るにつれてエゾビタキがあちこちの梢に現れ、カッカッとキビタキの声も頻繁に聞こえだす。殆どが雌だが雄の姿を見た参加者もいた。中にオオルリの雌も確認できた。昼食後も飽きさせることなく鳥が現れ、枚岡では珍しくアオバトまで飛んでくれた。このところ個体数が少ない傾向が続いていたが、今日はそんな不安を払拭させてくれた。

天候:曇り  参加者:16名  鳥種:25種
写真提供:小野さん、橋本リーダー、室谷リーダー
リーダー:浅尾、浅沼、梶原、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)