2025年11月の枚岡定例探鳥会の報告

 立冬の翌日、朝からすっきりと晴れ渡った朝、冬鳥を期待して28名が集まった。
梅林に入ると建物の上にジョウビタキ。遠くでモズが頻りに縄張りを宣言していた。神社横の田んぼでシロハラ、登り始めてアカハラを一部の方が確認したが、展望台までは鳥が少なく一気に登り着いた。
休憩していると漸くタカが青空をバックに旋回し、写真判定でハイタカと断定した。しかし、カワラヒワ数羽の群れが遠くを飛び回るもののその後も鳥影は少なく、昼食場所に到着した先頭組がイカル20数羽の群れを見たぐらいで前半を終了した。
 久しぶりに森のレストハウスを目指して後半スタート。標高が高いので早くもモミジの紅葉が陽に映える。少し進むとノスリが羽根の模様を肉眼でも確認できるぐらい近くを飛び、その後も数回旋回してくれた。暗峠でハイタカに続いてオオタカが飛翔し、枝先に止まるツグミを確認。棚田ではホオジロやモズ、一部の方がカシラダカも確認した。所々でアオジの声も聞こえ、鳥合わせでは27種をカウント。例年通り冬鳥は到着していたが、晴れた割には留鳥も含めて極端に数が少なく、今後に不安を感じた一日だった。

天候:晴れ  参加者:28名  鳥種:27種  鳥合わせ
リーダー:浅沼、嶋、谷村、中島、橋本、室谷、福嵜(報告)