2025年6月の枚岡定例探鳥会の報告

 梅雨入り後、初めての週末。昼前後から雨の予報だったがリーダー8名が集合。そこへアオバズクへの期待と、雨の中での野鳥の様子を見てみたかったと参加者がお一人。天候次第で早めに切り上げることの承諾を得て9名で開始した。
 まずは営巣を始めたと思われるアオバズクをじっくり観察。これで4年連続の飛来になる。巣への外敵を見張っているのか小雨の中でじっとしている。続いて5月初旬から中旬に掛けて、お社近くでミゾゴイを観察していたリーダーから、毎夜鳴き声を聞いた場所や行動、時間帯についてレクチャーを受け、皆で姿を探したが残念ながら見つけることは出来なかった。
 麓を歩き始めると中ノ谷下でキビタキやウグイスの囀りが聞こえる。雨がパラパラと降ったり止んだりする中、少し登ったところで視界が開け、遠くを飛ぶツバメの中にイワツバメも確認した。せめて展望台までと登る途中で雨脚が強くなり、川のように雨水が歩道を下り始めたので麓の東屋まで退避。鳥談義をしている内に雨雲は通り過ぎるも予報は悪くなる一方なので、11時過ぎに鳥合わせをして解散した。
 足元がずぶ濡れになったが2時間で20種。雨の中でも元気に活動している鳥たちを観察することが出来た。

天候:雨  参加者:9名  鳥種:20種  鳥合わせ
写真提供:橋本リーダー
リーダー:浅沼、梶原、谷村、中島、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)