前日の寒波からは想像し難い小春日和の一日。冬鳥に期待して25人が集った。
集合場所では昨年一度も出なかったシメが黙々と木の実を啄む。梅林に立ち寄るとシジュウカラやエナガ、メジロとコゲラの混群が通り過ぎた。神社横の神田ではイソヒヨドリ♂の若鳥がふっくらと身体を膨らませてこちらを見ている。すぐ横ではシロハラが珍しく横枝に止まってじっとしてくれた。桜広場に廻るとヒッヒッと声がした。スペクトルを測定するアプリからルリビタキと断定出来、便利な時代を痛感した。すぐ傍ではルリビタキの♀がこちらを気にせずポーズを決めていた。
登り始めると声も姿もすっかり減り、ヒヨドリの元気な声しか耳に入らなくなった。遠くの枝で採餌するイカル数羽を確認して昼食。
午後からも様子は変わらず棚田に出てもモズしか居なかった。澄み渡った青空に期待の猛禽類も飛ばず仕舞いで、鳥合わせでは22種と種数も少な目。それでも終日好天に恵まれ、まだ残る紅葉やサザンカの花を愛でながら今年最後の枚岡を楽しんだ。












天候:晴れ 参加者:25名 鳥種:22種 鳥合わせ
リーダー:浅尾、浅沼、梶原、嶋、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)
写真提供:橋本リーダー