初めて10人のリーダーが揃った快晴の朝、集合場所ではイソヒヨドリやシジュウカラ、エナガやヤマガラが現れては囀り、珍しくモズが梢に止まる。
スタート後は梅林でツバメが元気よく飛び回り、地面ではアカハラが餌を探し回っていた。澄み切った青空をバックにミサゴが旋回しながら上昇していく。姥ヶ池ではシロハラがこちらを気にせず落ち葉を捲り、そこにクロジが現れる。
賑やかだったのは朝のうちで歩き始めると急に静かになる。中腹まで登ると漸くヤブサメやセンダイムシクイの声が聞こえた。
午後からは代掻きの始まった棚田へ回るが居るはずのキジやホオジロが不在で、数羽のモズとアオジの声を聞いたのみ。
期待の夏鳥は空振りに終わったものの確認種は30種と多く、残った満開の桜を愛でながら、あちこちで囀るウグイスや遠くから聞こえるコジュケイの声に枚岡の春を感じた一日だった。




ミサゴ(室谷リーダー)








天候:晴れ 参加者:27名 鳥種:30種 鳥合わせ
写真提供:橋本リーダー・室谷リーダー
リーダー:浅尾、浅沼、梶原、嶋、谷村、中島、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)