今年最後の探鳥会は、曇りから時々雨に予報が変わったが初参加二人を含む15名が集合。
麓ではヒヨドリが騒がしく飛び交う中、カラの混群に出会う。今年生まれのエナガもすっかり成鳥。
冬鳥はシロハラ・ツグミ・ジョウビタキ・アオジ・クロジの声を確認するも個体数はまだ少なくなかなか姿を見せてくれない。らくらく登山道でノスリが雲をバックに何度か旋回して時折ホバリング。ルリビタキの声を数名が確認して前半終了。
昼食後、イカルの群れが何度か上空を飛び回ったあと目の前の木に止まり全員で観察してスタート。棚田へ向かう途中で久しぶりにトラツグミが姿を現したが直ぐに隠れてごく一部の方のみの確認となった。棚田では気温計が2℃を表示する中、モズやホオジロに続き、カシラダカ十数羽の群れが1本の木にじっと止まり、少し体を膨らませて寒さに耐えていた。
時折小雪交じりの雨が降ったが、傘の出番もなく無事終了。27種をカウントしたが個体数は少なかった。所々で紅葉が見頃を迎えており、黄色や赤の落ち葉の絨毯が初冬の枚岡を彩っていた。
天候:曇り 参加者:15名 鳥種:27種 鳥合わせ
写真提供:橋本リーダー
リーダー:浅尾、梶原、嶋、中島、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)