2024年7月の枚岡定例探鳥会の報告

 梅雨末期で予報がころころ変ったが、夕方まで曇りの予報に好転。じっとりと湿気を含む空気の中15名が参加。
まずはしっかりと巣を見張るアオバズクを全員で観察。無事に巣立ちを迎えてくれることを願いつつ麓を歩き始めると、この時期らしく聞きなれない幼鳥の声があちこちから聞こえる。まだパートナーを探しているのか、遠くでキビタキが囀る。らくらく登山道では家族が増えた留鳥数種が群れで移動する中にセンダイムシクイも混じっていた。この時期には珍しくチョウゲンボウが飛び去る姿を数名が確認した。
 サンコウチョウの出現を期待しながら慈光寺で昼食。湿った空気で地面を覆う苔がより一層綺麗に見える。後半は天気が心配なので来た道を引き返す。キビタキらしき幼鳥が地上から林の中に隠れる。ヤブサメが数カ所で囀るが相変わらず姿は見せてくれない。
終わってみれば23種と少な目だったが、すくすく育つ若鳥をあちこちで見かける7月らしい探鳥会だった。
翌日の夜、近くに住まうリーダーから3羽のアオバズクが無時巣立ったとの吉報が入った。

天候:曇り  参加者:15名  鳥種:23種  鳥合わせ
写真提供:橋本リーダー・Kさん
リーダー:浅尾、浅沼、梶原、西本、橋本、室谷、福嵜(報告)