2025年10月4日(土) 飛鳥 高松塚~石舞台 ~モズ・ノビタキ・エゾビタキ~
天候:くもり・雨 参加者:12名 鳥合せ
飛鳥の探鳥会は初めての参加でした。あいにくの雨で参加者は、7名と少なくスタートしました。
開始からまもなく、キセキレイ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、アオサギ、カルガモが見られました。飛鳥里山クラブの藤田さんから、石像や歴史のお話をお聞きしながら農耕地を歩いてると、杭にノビタキのオスがとても見やすいところに止まっていました。目立ちたがりのノビタキのおかげでじっくり観察ができました。雨は降ったり止んだりでじっくり見るときはなぜか雨がやみます。歴史公園館を出たあと芝生にセグロセキレイが2羽、エナガ家族の群れの木にヤマガラ、コゲラが見られました。
高松塚古墳の近くの農耕地でキジのオスが羽繕いをしてくつろいでいました。鮮やかな赤い顔と後ろ姿で尾羽を広げて見せてくれました。とても美しかったです。じっくり観察した後、少し場所を変え再び見てみるとキジが身をひそめて顔だけが見えました。上空を見ると猛禽類のサシバが空高く飛んでいました。そのときキジはどうしてるか気になり見てみると、身をひそめ隠れて上空を見上げていました。
自然界の生き物をこんな間近で見られてとても感動しました。帰り道でホオジロがきれいな声でさえずりとても見やすいところでじっくり観察できました。くちばしの上下の色違いや尾羽の裏表の色違いも観察できました。コシアカツバメが電線にどんどん集まって20〜30羽で休憩、別の電線にはムクドリの群れ、モズが高い木のてっぺんで尾羽をフリフリ、ダイサギが木のてっぺんで休憩。ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ3種の姿と声もそれぞれ確認できました。豊かな自然で多くの野鳥が見られました。
とくに初めて見られたキジやノビタキの姿にはとても感動しました。いつもリーダーの皆様には感謝しています。こんなにも楽しませていただいて本当にありがとうございます。
北羅 美樹さん
参加リーダー:藤田和俊(飛鳥里山クラブ)、嶋 宏子、山下保子、石川良隆、上村 賢
画像提供:鎌田和夫さん(3点)、北羅美樹さん(3点)、加藤眞理子さん(2点)