一般探鳥会(自由参加)古市古墳群(3月2日)/天候:晴 参加者57名/観察種数45種/鳥合わせ
~古市古墳群探鳥会に参加して~【報告】岩﨑和子さん
私は自然が好きですが、鳥に関しては苦手という意識がありました。なぜなら、見ようとしても、どこにいるのかわからないし、声が聞こえても、どう違うかわかりませんでした。ですが、自然の知識を深めたければ、鳥のことは大事だと思いましたのでチャレンジすることにしました。
「探鳥会に、できるだけたくさん参加したらいいよ」「わかるまでには3年くらいかかる。焦らず、じっくりと」とアドバイスされ、去年9月に初参加して以降、各地の探鳥会に参加させて頂いています。
探鳥会の魅力はスコープで鳥を見れることです。美しさやかわいらしさに感動し、興奮します。また、姿・羽・嘴などはっきりと確認でき、名前を知ることができます。名前がわかるとくらし方や特徴を調べられて、楽しいです。
本日は、古市古墳群探鳥会に参加しました。藤井寺駅の集合場所には70人もの参加者が集まり、多さに驚き心配しましたが、リーダーの的確な案内と引率で安全に探鳥を終えることができました。
★カラスがハイタカにモビリング!! (どうなるの?どうして?)
★オオタカがヒドリガモを攻撃!! (食う食われる関係を目の当たりに)
★ハシブトガラスが巣作りのため巣材を運んでいるかも? (身近な鳥の行動で そんな見方があったのか 目から鱗)
★繁殖期に入る鳥たち(さえずりが 羽の色が 行動が 変わる)など
これからは、渡りのシーズンに入り、冬鳥・夏鳥の両方を見ることができます。そして春本番には、さえずりが賑やかになり、声を楽しめそうです。今後も時間のある限り探鳥会に参加し、公園や野山に出かけて、楽しくて有意義な時間を過ごし、自然の知識を深めたく思います。 どうもありがとうございました。
参加リーダー:中薗晋司、藤村はるえ、福嵜隆司、岩井 智、浅野宏幸、泉谷一弘、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)飛鳥/甘樫丘(2月2日)/天候:晴 参加者57名/観察種数45種/鳥合わせ
集合場所では、イソヒヨドリがお出迎え。剣池の手前では、ハイタカが飛翔。剣池では、カルガモ・ハシビロガモ・ホシハジロが群れの中にミコアイサ雄とオナガガモ雄を確認。
和田池の南側では、スギの梢にノスリが長時間にわたって滞在。草地には、カシラダカの群れ。
昼食の豊浦側休憩所では、イカル・シメ・モズ・ジョウビタキを間近で確認。川原側広場では、アオバト雌がクヌギの梢に飛来、嘴の色や下尾筒の模様をじっくりと観察。
残念ながらトラツグミには出会えなかったものの、好天に恵まれ、45種を確認。
参加リーダー:福嵜隆司、藤村はるえ、泉谷一弘、杉本マサ子、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)馬見丘陵公園(1月5日)/天候:曇り/晴 参加者74名/観察種数42種/鳥合わせ
~馬見丘陵公園探鳥会に参加して~【報告】西尾昌子さん
年明け早々で午前中の降水確率は40%。誰も居なかったらどうしよう、とドキドキで池部駅に降り立つと、なんとそこには双眼鏡を持った人がウヨウヨといて総勢74名! 用意されたパンフレットが足りなくなり急遽コピーに走られるという嬉しい新年の探鳥会となりました。
早速、私の好きな目つきの悪い?シメが出迎えてくれました。シメの次列風切が雄は青く、雌は白いということ(図鑑に載っていないそうです)、そしてギザギザと欠けた形であることを教えて頂きました。
カラの混群ではエナガが近くに長く留まってくれ、双眼鏡を見過ぎてフラフラに(笑)。
スコープでメジロの白いアイリングは真ん丸でなく一カ所欠けていることが確認できました。
カシラダカの胸はホオジロと違い縦班があることなどを教えて頂けるのも探鳥会ならでは。
イカル、シロハラ、コゲラ、ジョウビタキなどを観察。全然逃げないフォトジェニックなツグミがいました。
池ではヨシガモとコガモの黄色いパンツを堪能。鴨のおしりは可愛いですね。バンの背中はオオバンと違い茶色いことを発見(常識?)。ナガレ山古墳からは万葉の山々を見渡すことができました。
合計42種を観察。リーダーの方々、ご一緒した皆様、ありがとうございました。とても楽しかったです。
参加リーダー:福嵜 隆司、藤村 はるえ、泉谷 一弘、杉本 マサ子、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)百舌鳥古墳群(12月16日)/天候:晴 参加者32名/観察種数33種/鳥合わせ
イタスケ古墳では、コガモ、カルガモが見られた。
また、タヌキが3頭出てきた。
履中天皇陵古墳の堀ではミコアイサ、オシドリ、カンムリカイツブリがいて見事であった。
大仙公園ではルリビタキ♂を一同じっくりと見た。
どら池にハジロカイツブリが浮かんでいた。以上、とても参加者に満足して頂いた。
無風快晴の楽しい探鳥会であった。
参加リーダー:川相、中薗、藤村、廣田
一般探鳥会(自由参加)金剛山/オオマシコ・ウソ(12月1日)/天候:曇り|晴 参加者34名/観察種数-種/鳥合わせ
~金剛山探鳥会に参加して~【報告】藤岡大地くん (中1)
僕は、12月1日金剛山一般探鳥会に参加しました。
暖冬の今年はまだ積雪もなく、じっくりと鳥を観たかったので始発のロープウェーで金剛山に登りました。ロープウェー山頂駅の裏で色々な鳥の声がしたのでしばらく待っていると、寒さでぷっくらと膨らんだエナガの群れやミヤマホオジロなどが観られました。ピクニック広場で人懐こいヤマガラの熱烈な歓迎を受けた後、探鳥会に参加しました。
午前中、鳥の出は少なめでしたが、カシラダカや少し遠くで木の実をついばんでいるウソなどが観られました。昼前にキャンプ場とピクニック広場の間を行き来するカヤクグリに出会いました。カヤクグリは鈴のようなかわいい声で鳴いていました。もっとカヤクグリが観たかったので昼食後キャンプ場の方に降りると、地面で餌をついばむカヤクグリを近くでじっくりと観察することができました。さらに、ピクニック広場から喉の紅色が美しい雄のウソをじっくりと観ることもできました。
午後から神社そばの餌場に行ってみると、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラなどがひっきりなしにやってきて餌をついばんでいました。ヒガラやコガラも手に乗せたエサを食べに来てくれました。また、カケスが数羽いましたが、警戒しているのか餌台まではやってきませんでした。
鳥合わせでピクニック広場に戻ってくると、陽気に誘われてホオジロがさえずっていました。 例年よりも餌場にやってくる鳥が多く感じたので、今年は台風などの影響で木の実が早くなくなってしまったのではないかと思いました。久しぶりの金剛山で普段より近くでたくさんの鳥が見られたので楽しかったです。ありがとうございました。
参加リーダー:岩井 智、福嵜隆司、杉本マサ子、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)王寺・龍田川・法隆寺(11月3日)/天候:快晴 参加者64名/観察種数-種/鳥合わせ
~王寺・龍田川・法隆寺探鳥会に参加して~【報告】宮島亜莉紗さん(小2)
今日は朝早く起きて、奈良の王寺まで行きました。目当てはニュウナイスズメとオオタカです。
まず最初に大和川に行き、タシギやイソシギ、ケリを見つけました。ほかにもカイツブリやヒドリガモ、カルガモなどカモ類をたくさん見ることができました。
その後は竜田川に行き、カワセミを見ました。竜田川にはカワセミが好きそうな小さな魚がいっぱい泳いでいました。竜田川は百人一首に出てくる川だそうです。紅い橋がきれいでした。
そこから藤ノ木古墳まで歩いている途中で、オオタカ・オオムシクイを見ることができました。イワツバメの群れもいたそうです。 藤ノ木古墳の周りはコスモスが咲いていてとてもきれいでした。法隆寺までにニュウナイスズメに会えるかと思いましたが、とうとう見られませんでした。駅まで歩いて帰った人達は群れを見たそうで残念でした。
でも数多くの鳥達に会えた楽しい1日でした。
参加リーダー:福嵜隆司、藤村はるえ、浅野宏幸、泉谷一弘、杉本マサ子、上村賢
一般探鳥会(自由参加)古の葛城路(10月6日)/天候:雨後晴 参加者31名/観察種数-種/鳥合わせ
~古の葛城路探鳥会に参加して~【報告】辻井了兌彦さん
台風の影響で雨が降り、どうなるかと思いながらの出発でしたが、雨が降っても鳥たちは活動しており、出発してすぐにイソヒヨドリの出迎え、モズの高鳴きの中を歩きました。
今日はノビタキを見たいと思って参加していたので、日本の原風景が残る野原で出会ったときは大変嬉しく思いました。葛城山上空ではイワツバメやコシアカツバメが舞っており、クマタカの姿も追うことができました。帰りの稲田でもたくさんのノビタキに出会い、渡りの時期の可憐な橙色の胸が印象に残っています。
そして、小さなため池にはキンクロハジロやコガモ、ハシビロガモ等の冬の水鳥たちがもう渡って来ていました。今日は暑い一日でしたが、鳥たちを見ていると季節の巡りを感じました。
スタッフの皆様の気配りで、楽しい学びの一日を過ごすことができました。ありがとうございました。
参加リーダー:浅尾勝己、福嵜隆司、藤村はるえ、泉谷一弘、上村賢
一般探鳥会(自由参加)飛鳥/石舞台・祝戸(9月1日)/天候:曇り 参加者4名/観察種数28種/鳥合わせ
~飛鳥/石舞台・祝戸探鳥会に参加して~【報告】伊森 三鈴さん
早朝からの雷と大雨が止んだので、勇んで出かけましたが、電車の中も、橿原神宮駅バス停も、バスの中も、それらしき人の姿はゼロ!石舞台バス停でリーダーの姿が見えたときは、ホッとしました。…で、参加者は私ひとり!!
雨はほとんど降らず、鳥も、結構な数が(28種)出ました。セミに混じってモズの声、出ずっぱりのイソヒヨドリ、セキレイも3種確認できました。しかも、石舞台・祝戸の探鳥会では初めての確認となるサンショウクイが、あちこちでヒリヒリヒリと鳴きながら飛ぶ姿を見ることができました。また、久しぶりのコシアカツバメも確認!! とてもラッキーでした。
リーダーの皆さん、ありがとうございました(^^)。
参加リーダー:福嵜隆司、泉谷一弘、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)牧野ツバメねぐら入り観察会 2018年8月4日(土)/天候:晴れ 参加者32名/観察種数5種/鳥合わせ
淀川対岸の高槻市鵜殿上空を双眼鏡・望遠鏡で見ると無数のツバメによる群舞、その一部は近づいて淀川本流上で宙返り、そして水飲みが繰り返えされた。
30分間のツバメのショウが終わり夜のとばりが下りると、東の空には15年ぶりの大接近で話題の赤い星「火星」、そして西の空に最も明るい宵の明星「金星」、その間に最大の惑星「木星」、(しかも気づかなかったが土星も)並ぶ惑星の列を観察した。
更に淀川下流では「なにわ淀川花火」、尺玉でしょうか、赤黄緑など様々な色に輝く大きな光のボールを見ることができた。
そんな中、唯一残念だったのはカラスウリ、毎年ツバメのねぐら入り前につぼみの場所を確認し、ツバメを見た1時間余り後に、開花しレースを広げている神秘さを観察してきたが、今年は昨年10月台風の洪水により種子が土砂に埋まったと思われ、探しても見つからなかった。
枚方市の最高気温が37℃、観察会スタート時(18時)でも35℃、終了時も32℃と暑い夕にもかかわらず、本部の呼びかけもあり32名(内22名が非会員)も参加されたが、それぞれに楽しんでもらうことができたと思われる。
参加リーダー:平・南・斉藤・西脇・香月
一般探鳥会(自由参加)平成榛原子供の森公園 2018年7月7日(土)/天候:曇り/雨 参加者-名/観察種数-種/鳥合わせ
記録的大雨による交通機関の運休、雨の予報などで、参加者がおいでにならず、中止としました。
参加リーダー:福嵜隆司、杉本マサ子、泉谷一弘、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)高野山転軸山森林公園 2018年6月2日(土)/天候:晴れ/参加者57名/観察種数-種/鳥合わせ
~高野山探鳥会に参加して~U.H.さん
約2年前、観光目的で高野山を訪れた時、家族へ のおみやげとして「ブッポウソウサブレ」を購入しました。
探鳥をしていなかった私は 「高野山にはブッポウソウがいるから、おみやげになっている」 と何の疑いもなく信じていたので、事実を知った時はショックでした。
しかし今回の 探鳥会で、ブッポウソウはいなくてもたくさんの魅力的な鳥がいることを知りました。
しかも この時期にキクイタダキがいるのは「亜高山」だからとのこと。ゴジュウカラ、ヒガラ、ミソサザイにも初めて出会えて大興奮。ミソサザイは巣材(コケ?)集めの真っ最中で 「尾羽ピン!」も確認できました。
また、視界が開けた場所の電線でウグイスが 丸見え状態でさえずっていたり、木に止まったコサメビタキが聞き慣れない声でずっと鳴いていたり、なかなかの大サービスを受けました。
参道では、ツクツクボウシのモノマネが秀逸なキビタキの姿を確認できたのですが、それを 友人に話すと 「本家には勝てないから、ツクツクボウシがいる時期にキビタキは鳴かないんじゃないか?」 と言われました。(真偽はいかに)
参加された皆様のおかげで、 とても楽しい一日となりました。また次回も参加したいです。
参加リーダー:福嵜隆司、藤村はるえ、浅野宏幸、泉谷一弘、杉本マサ子、上村 賢
一般探鳥会(自由参加)金剛山 2018年5月20日(日)/天候:晴れ/参加者57名/観察種数-種/鳥合わせ
~金剛山・初夏の探鳥会に参加して~井上智子さん
金剛山は、小学校の頃から冬山登山で何度か登っていましたが、大人になってからは一度も訪れたことがなく探鳥会としては念願の金剛山でした。
その日は健脚コース、ガンガンコース、植物コースなどいくつかのグループに分かれて活動し、私はらくらくコースを選びました。私たちのグループでは、杉本リーダーがいち早く鳥を見つけられ、写真に撮って観察するポイントを丁寧に教えていただきました。オオルリ・キビタキ・ミソサザイ・ゴジュウカラ・クロツグミ・コガラほか39種類を観察することができました。
当日は本当に爽やかな陽気で、一面青空でした。今まで参加した探鳥会の中で一番鳥を間近で見られて、鳥のさえずりが聞こえ、本当に充足感のあるひとときでした。今回参加された皆様、スタッフの方々楽しい探鳥会をありがとうございました。
参加リーダー:福嵜隆司、藤村はるえ、浅尾和己、泉谷一弘、杉本マサ子、上村 賢
一般探鳥会4月7日(土)飛鳥・キトラ/高松塚 キジ・ケリ・ヒバリ/天候:曇り/参加者50名/観察種数37種/鳥合わせ
~飛鳥/キトラ・高松塚探鳥会に参加して~福嵜 安子さん
自然の中を歩くことは好きで、探鳥会にも主人によく連れて貰っていましたが、野鳥にはなかなか興味が持てずにいました。ところが先日のテレビでエナガ団子を観てから、あまりの可愛さに引き寄せられ、興味を持って見始めたところです。
今日の飛鳥は風が強く冬のような寒さでしたが、そんな中でも風に揺れる枝先でエサを夢中で探すニュウナイスズメや農耕地にじっと佇むキジやケリ。望遠鏡で見せてもらうとまったく違う感覚がしました。
最後にとっても綺麗な青い鳥オオルリが枝から枝へチョコチョコしていました。遥か南の国から渡って来たばかりだとリーダーに教えてもらい、その強さと色鮮やかさに、さらに引き込まれたような気がします。
初めて訪れたキトラ古墳で歴史に触れることもでき、楽しい一日を過ごすことが出来ました。これからの季節、夏鳥がたくさん訪れるそうです。パワー溢れる小鳥たちを、また覗き見しに参加したいと思います。
参加リーダー:福嵜隆司、藤村はるえ、泉谷一弘、浅野宏幸、鵜瀬麻弥、鵜瀬由美、上村 賢