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一般探鳥会の報告:平成27年(2015年)度下半期
大津川河口カモメウォッチング
- 河口に向かって歩いていく途中にオオジュリンの群れが近くに飛来。頭がかなり黒くなった♂が1羽混じる。
- 河口は干潟が大きく干出。250羽ほどのユリカモメの群れにカモメやセグロカモメ、オオセグロカモメが混じる。ウミネコは第2回冬羽の個体1羽のみ。
- ハマシギ37羽が近くを飛び回る。シロチドリやコチドリも観察。ホシハジロやスズガモなどカモの仲間も多く見られた。
- 忠岡漁港ではカワセミの♀がダイビングして海の魚を捕食。46種類と多くの野鳥に出会えた。
- ※午前の下見時には、なんと忠岡漁港横のテトラポッドの陰にミソサザイを確認。
- ウミウの幼鳥1羽、ミサゴ、イソヒヨドリ、アオジを加えた5種を足せば51種となる。大津川で1日50種類超えの観察は初めてのこと。
- 現地配布資料
- リーダー:納家、岡林
飛鳥・甘樫丘/ノスリ・カシラダカ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅野さん・上村さん・堀畑さん)
〜飛鳥・甘樫丘探鳥会に参加して〜 報告:中島明美さん
- 橿原神宮前駅に集合した私達をイソヒヨドリがお出迎え。ワクワク気分がアップします。
屋根や電線に止まる小鳥達や駐車場を駆けるセキレイ類を見ながら住宅を抜け、のどかな田園風景の中でたくさんの鳥達と出会いました。うっかり冬眠から出て来た?カエルを捕まえたモズを撮った方も。
途中、なんかいっぱい鳥が集まってるなーと覗いた双眼鏡の先には、畑の脇に置かれたバスタブで水浴びしている様々な種類の鳥達が! 直線で数百メートル離れているのに肉眼でも水しぶきが判るほどです。ちゃんと順番待ちしてる様子にちょっと興奮。
「首痛いー」と言いながら木々の中にアオバトをなんとか確認。青空にはオオタカが悠々。
また、水辺ではペアのカワセミがフィギュアの様にじーっとしていてくれたおかげで雌雄の差がよーく観察できました。
ちょっと空気は冷たかったけれど、お天気に恵まれ楽しい有意義な探鳥会でした。 - リーダーの皆さまお世話になりました。ありがとうございました。
- 現地配布資料
- リーダー:福嵜・岩井・藤村・浅野・泉谷・入江・上村
馬見丘陵公園/ノスリ・ニュウナイスズメ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅野さん)
〜馬見丘陵公園探鳥会に参加して〜 報告:向井和世さん
- 前日の予報で、傘マ−クがついてたので、参加するのを迷っていましたが、雨にもあわず、思いのほか暖かく、一日中、鳥との出会いを楽しむことができました。初めて訪れた馬見丘陵公園は、広大な敷地で自然が一杯残っていて、春の花が咲く頃にもう一度行きたいなあと思ってます。
リーダーに優しく教えていただいて、私にとって初めて出会う鳥たち、カシラダカ、ビンズイ、シメ、ニュウナイスズメに会えました。
綺麗なジョウビタキは、ついてきているのかと思うくらい、あちこちでみれました。昼食の所でいつも声はするけれど、中々姿は見つけられないウグイスにも会えました。ラッキーでした。
帰り道、ニュウナイスズメの大群が、大木に夕方になってきてねぐらに帰ってきたのか、スズメとの違いが本当にゆっくりと観察できました。
また、冬芽のゴム状のホオノキ、ネバネバのトチノキの違いが手で触れて感じれたのも楽しかったです。
とても有意義な一日を過ごせて、参加させてもらってよかったです。リーダーの皆さん、有難うございました。
- 徒歩で池部駅に向かったグループが確認したダイサギを含め、50種を確認。
- 現地配布資料
- リーダー:浅尾・福嵜・岩井・藤村・浅野・泉谷・入江・上村
百舌鳥古墳群/オシドリ・ミコアイサとタヌキ
- イタスケ古墳では、カワセミが良く見られた。また、タヌキが6頭出てきて、参加者に満足して頂いた。履中天皇陵の堀ではミコアイサが30羽がいて見事であった。オオタカ、ミサゴも見られた。無風快晴の楽しい探鳥会であった。
- リーダー:中薗、藤村、廣田
金剛山/オオマシコ・ウソ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅尾さん、堀端さん)
〜金剛山探鳥会に参加して〜 報告:阪南市 鎌田和夫さん
- 当日の天気は、曇り後時々晴れでした。参加者が多かったので、18名と16名の2つのグループに分かれて金剛山駅の集合場所を出発しました。
- 山道を歩いていると、樹氷がとても綺麗でした。2mmから3mmほどの小さな氷が細い枝にたくさんついてキラキラしていました。遠くの山腹の樹氷は、満開の桜が咲いているようでした。
- 伏見峠では、猛禽類が見えるかもと期待しましたが、あいにくの曇り空で上空の見通しが悪く1羽も見ることができませんでした。
- 峠から引き返した所で、遠くの落葉樹の梢付近に、20数羽の小鳥が群れているのが見えました。距離が遠いのと逆光だったので、双眼鏡では、かすかに黄色の部分が見えただけで、よく分かりませんでした。スコープで見た方は、はっきりと識別できたようで、マヒワとのことでした。
- ミヤマホオジロは、6mくらいの距離で、細い木の低い枝にとまっていました。黄色い顔に黒いアイマスクをしたような特徴が、綺麗に確認できました。
- ピクニック広場で昼食中、ウソを見つけた方がいました。視線の先を見ると、50mほど離れた落葉樹の梢付近で、チョコチョコと枝から枝へ飛び回っている数羽の小鳥が見えました。しかし、逆光のため双眼鏡ではシルエットだけで、色や細部までは分かりませんでした。
- カヤクグリは、道の脇の小さな崖下の落ち葉の上で餌を探しているのを見ることができました。茶色の地味な小鳥でしたが、始めて見たので感動しました。
- 山道を歩いている途中、後ろで「スズメが可愛い!」と言う声がしました。一瞬周りにスズメがいるのかと見回しましたが、すぐに自分のリュックに付けた名札の写真のスズメのことだと気が付きました。私のスズメを褒めて下さったので、嬉しくてとても良い探鳥会になりました。
- リーダーや今回参加された皆さんのおかげで、楽しい探鳥会を体験させていただきました。ありがとうございました。
- 集合前はガスに覆われ、鳥の鳴き声も聞こえず、心配していましたが、出発するとまあまあの鳥の出現に一安心。36名と多い参加に2班に分かれての探鳥となる。
- シャクナゲの路で、シロハラをじっくりと。キャンプ場ではミヤマホオジロの黄色い眉斑に魅せられる。
- 伏見峠では、マヒワ等を確認。また昼食時にはウソを、またミュージアム前ではカヤクグリを観察。
- ベニマシコやオオマシコこそ出現しなかったが、ミヤマホオジロ、マヒワ、カヤクグリ等を観て皆さん納得の探鳥会となりました。
- リーダー:若林、岩井、浅尾、上村
王寺・龍田川・法隆寺/河川の鳥・田園の鳥
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅野さん、佐々木さん。堀端さん)
〜龍田川・法隆寺探鳥記〜 報告:奥山富子さん(生駒市)
- 近鉄・JR王寺駅に集合し、一行は23名。大和川方面に向かって出発しました。
- 途中、電線やら杭にジョウビタキのオス・メスが何度も現れ、オスはその美しい色と白い斑点を堪能させてくれました。モズも何度も現れました。
- 大和川では、クサシギ・タシギまで現れました。シギ類は、田んぼでよく見る種なのに、川べりで見ることができました。
- 龍田公園では、シジュウカラ・コゲラ・メジロが間近で見られました。コゲラは、1本の木に何羽もいましたが、後頭部の赤い斑点は見られませんでした。めすばかりなのかな?
- 龍田川の最後にカワガラスが現れました。川岸の石の上にじっとしていたのですが、しばらくして動き出し、目が白く光るのがよく見えました。それから川の中の石の上に移動し、あちこちでエサを採っていました。カワガラスは川の上流の鳥で、普通ではなかなか見られない鳥なのに、全員がゆっくり観察でき、ラッキーでした。
- 午後は、雨の予報だったのに、ほとんど降らずに済み、法隆寺の近くで解散となりました。 歩いている途中、民家の玄関先にピンクの大きなコウテイダリアが植えられており、何回も見かけることができ、とても幸せな気分になりました。
- 庭先に コウテイダリア かざられて 思い出すたび 幸せあふる
- 3連休の最終日、雨の天気予報ということでしたが、23名が参加。
- 幸い、雨も大したことなく、大和川でクサシギ・タシギ・イソシギ、龍田川でコゲラ・シジュウカラ、初確認となるカワガラスをじっくりと観察することができました。
- 解散後、徒歩で法隆寺駅に向かったグループは、300羽を超えるニュウナイスズメ・スズメの群れに出会いました。
- 現地配布資料
- リーダー:福嵜隆司・岩井智・藤村はるえ・浅野宏幸・泉谷一弘・入江英俊・上村賢
古の葛城路 ノビタキ・モズ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅野さん、佐々木さん)
〜古の葛城路探鳥会に参加して〜 報告:沖森照美さん
- 澄み切った青空のもと、葛城山麓を歩いた。
- 一面に広がる稲穂と共にノビタキが数羽。クリクリした目、黄金色の小さな姿がとてもかわいい。
- ゆるやかな山並みに近く、上空にはタカの群れが。小さな点々に皆が目を凝らした。一文字に翼を広げ気持ちよさそうに風を切り、空を舞っている。地上からは決して届かない遠い世界。渡っていくタカたちへの憧れが高まってくる。来年も無事に帰ってきてほしい。
- 山麓公園での昼食時は、皆の身体は空へ向いていた。クマタカの出現を見逃すまいとの意気込み。昨年はそこで勇姿を見たのだ。その時の皆のどよめきを今でもはっきり憶えている。今年はその先でどうにか一羽確認できた。ホッ。
- あちこちから聴こえてきたのはモズの張り切った声だった。スコープで見る姿の美しさに改めて感動。冬場は女性上位だというモズ。老若男女の別まで教わりながら彼らの社会を覗き見する。
- イソヒヨドリも多数出現。きれいなツートーンカラーは見飽きることがない。
- 里山の実りゆく秋。鳥たちも、木の実、草花も光輝く一日。
- 参加者49名、久しぶりに再会できた方とのおしゃべりも楽しんだ。リーダーの皆様にも感謝。
-
すばらしい好天に恵まれ、タカの渡りを含め、 秋の渡りの小鳥たちもいろいろと確認することができました。
- 現地配布資料
- リーダー:浅尾勝己、 福嵜隆司、 岩井智、 藤村はるえ、 浅野宏幸、 泉谷一弘、 入江英俊、 上村賢