一般探鳥会の報告:平成26年度上半期
飛鳥/石舞台・祝戸 コサメビタキ・コシアカツバメ
写真をクリックすると拡大して見ることができます。今回の写真は、鵜瀬さん(イモムシ「フクラスズメ」と食草の「カラムシ」)、杉本さん、浅野さんが撮影してくださいました。
報告: 太子町 浅野宏幸 さん
- どんよりとした曇りで、タカの飛翔に遭遇することができませんでしたが、9年目で初めてカッコウのなかまを確認することができました。あいにく、じっとしていなかったため、じっくりと観察できなかったのが、とても残念です。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:杉本英雄・杉本マサ子・福嵜・岩井・藤村・上村
牧野/ツバメのねぐら入り
- 今日の定例会は夏休みで、代わりに夕方、対岸の鵜殿のヨシ原に集まるツバメのねぐら入り観察会でした。
- スタート前から雨でしたが、牧野周辺にお住まいの非会員の方3家族など思いのほか参加者が多く、本部から遠来のHaさん、Hoさんの参加もあり、雨でもツバメはねぐらに集まること、コースはアスファルト道で安全なことなどから観察会を実施した。
- 雨のためか牧野上空を通過して鵜殿へ急ぐツバメは低く飛んでいたが、期待していた群舞のツバメは牧野に近づかず見られなかった。
- しかし双眼鏡で対岸の上空を見ると、多数のツバメが群舞していることが確認でき、初参加の人たちに喜んでもらうことができた。
- またツバメが飛び始める前に、膨らんだつぼみの「カラスウリ」の場所を確認しておき、ツバメの群舞終了後、雨の中で白いレースが広げた花を見ることができ、花の神秘さにも感動することができた。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:平・南・(駒田)
平成榛原子供のもり公園/コシアカツバメ・イワツバメ
写真をクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:浅野さん、杉本さん)
報告: 〜ヤマセミさんの乱舞!〜:兵庫県 ココすけのままりん。
- 夢にまで見た以上の光景が目の前で。それも急降下、水面でバシャ。で魚をくわえて岸へ。その上の木の枝にはなんと3羽も。
- そして、入れ替わりでまたまた水しぶきを上げ、枝へ岩へと。目まぐるしく変化する展開に総勢30余名の歓喜!歓声!同じくこの場所(奥まった渓谷という感じの所)では帰りにも、枝で休憩中のヤマセミさん達(座っている姿も)に会い、『平成榛原子供のもり公園』では、倒れた枯れ木に凛々しいヤマセミさんの立ち姿。
- それから、見渡せる空間の、川に沿って力強く飛ぶ姿も。今日のこの日はめでたく、ヤマセミさん三昧の最高の日という事で、帰りの車ではノンアルコールで祝杯でした。
- 鳥さんのことはまだまだの、『あれは誰っ?』いつも聞いている夫婦もんです。これからもよろしくお願いします。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:杉本英雄・杉本マサ子・福嵜・岩井・浅尾・上村
JR大阪近郊区間120円きっぷで行く車窓バードウォッチング
もっと詳しく:支部長ブログ
- 今回のコースは大阪駅桜橋口で集合、環状線で京橋駅に出て、片町線から木津駅へ、奈良線を通って奈良駅へ桜井線で高田駅へ、ここより和歌山線を通って和歌山駅へ、ここで乗り換え、阪和線で天王寺駅、そのまま環状線で福島駅へ、ここで下車し解散。
- 移動距離は約233km、運賃は\120. 第一回目の「車窓バードウオッチング」は3月15日でカモ類等の冬鳥もいて30種を記録している。
- 今回はアマサギを期待したが1羽も見なかった、記録した種数は17種であった。
- 田植がようやく終わった田には意外に野鳥は少なかった。これはまだ田圃に生き物が住み着いていないのだと思った。
- いたのはハシボソガラス、ケリ、ダイサギ、アオサギでコサギは川にはいたが田にはいなかった。
- うれしかったのはところどころの畦道でケリを見たこと。
- 参加者 11名
- 記録した17種 カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ケリ、トビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ドバト
- 参加リーダー:
高野山転軸山森林公園
写真はクリックすると拡大してみることができます。撮影:浅野さん・杉本さん
報告:高石市 横尾 一 くん(小3)
- 6月15日高野山探鳥会に参加しました。お天気も良く、涼しくて気持ち良かったです。
- セグロセキレイ・キセキレイ・ウグイス・ホオジロ・キビタキ・エナガの幼鳥、トビ、羽づくろいをするカラスを見ることができました。
- 早く来た人は、アカショウビンの鳴き声を聞いたと言っていたけれど、着くのが遅かったので聞くことができなくて残念でした。アカショウビンは見たことも鳴き声を聞いたことがなかったので、聞きたかったです。
- ウグイスの声は前も聞いたことがあったけれど、聞けてよかったです。何度もきれいな声で鳴いていました。ウグイスは葉っぱの多い木にとまっていたので姿を見つけることができませんでしたが、飛んだときに姿を見ることができました。飛んでいるときの方が見つけやすいので、なるべく飛んでほしいです。
- リーダーの方に望遠鏡を覗かせもらえたので、キビタキを大きく見ることができてうれしかったです。ありがとうございました。
- トビは鳴きながら同じところをぐるぐると2、3回まわっていました。まわったあと、別の場所に移って、またまわっていました。望遠鏡で見たトビの顔と体の色はハヤブサの幼鳥に似ていました。
- カラスがお互いに羽づくろいをしていました。仲良しのカラスを初めて見ることができたので、うれしかったです。
- 歩くのは大変だったけれど、いろいろな鳥を見ることができたので楽しかったです。
- 今回は見れなかったけど、いつかオオルリも見てみたいです。
- 梅雨の晴れ間の探鳥会。
- 森林公園でホオジロやカケス、カワラヒワやウグイス、奥の院参道でキビタキ、駐車場前でトビの飛翔とハシボソガラスの求愛行動など、見どころの多い探鳥会となった。
- 早朝の下見で確認したアカショウビンも含めて33種を観察。ほか、奥の院に向かうバスの車窓からニホンカモシカが草を食んでいるようすを一部の方が確認。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:杉本英雄・杉本マサ子・福嵜・岩井・藤村・浅尾・上村
金剛山/夏鳥のさえずり
写真はクリックすると拡大してみることができます。撮影:浅野さん・杉本さん
大阪狭山市 泉谷一弘さんから報告
- さわやかに晴れ渡った五月、最高の探鳥日和。
- そよ風の中、「緑色ってこんなにあるのか」と思わせるほど輝いている木々。
- 新緑の間から聞こえる、ヒガラ・ヤマガラ・ホオジロ・キビタキ、「もうちょっと遠慮してよ」と思わせるソウシチョウの声の中、探鳥会が始まった。
- まずリーダーの挨拶があり、「木々の葉が繁り、姿はあまり見えないかも、でも今日は鳥たちの声を楽しんでください」、また、「2、3日前まで千早園地でイスカの情報があるので探してください」とのこと。
- その後、2班に分かれて別ルートで出発した。 私達のグループは、カタクリの斜面の方向へ。
- 花が終わって実を付けたカタクリと、可憐なチゴユリの花を見ながら進むと、最初にヒガラが迎えてくれた。
- ヒガラとシジュウカラのさえずりの違いを教わりながらデッキへ。そこで、巣箱に頻繁に出入りするヒガラを全員でじっくり観察し、抱卵中?それともヒナがいるのかな?などと想像しながらキャンプ場へ向かった。
- 松の木を中心に探してみるものの、期待したイスカは見つからず、「残念」。
- その後、国見城址方向へダイヤモンドトレイルを進む途中の、ブナの大木などの明るい林で、ウグイス・キビタキを観察して餌場へ。
- ここでは、キジバト・ヒガラ・シジュウカラ・ヤマガラ、そして悪そうな怖い顔で枝に止まって睨んでいるカケスに盛り上がりながら、盛んにさえずるオオルリを探すものの、姿はみせてくれない。
- ミソサザイのさえずりと共に、さらに進んで国見城址で昼食をとった。
- 昼食後、ミソサザイの巣が見られる所へ案内してもらった。巣は建物の軒に緑色の苔で造られていて、小さな体にしては思ったより大きく立派な巣であり、1週間位で完成したとのことにも驚いた。
- 千早園地へ向かう遊歩道では、キビタキが二度三度しっかり姿を見せてくれ、ゴジュウカラも杉の幹を廻りながら登って別の木に移り、まるでキバシリのような行動を見せてくれた。
- 「まだツバメでてないよ」と話しながら展望台へ。すると、その声を聞いていたかのように、金剛山の方向に4羽のイワツバメが、さらに反対側からアマツバメ・ツバメと登場。
- そしてクライマックス。リーダーによる鳥合せ前の打ち合わせ中、「タカ」の声に顔を上げると、1羽、また1羽、そしてもう1羽・・・合計5羽のタカが急接近したり離れたりと、初夏の青空を舞う。その姿に、一同興奮のルツボに。
- 中には「鳥肌が出た」という人もいた。同定の結果、うち1羽はクマタカ、4羽はハチクマという結論に。
- 一同興奮を抑えられないまま鳥合わせ、38名参加で38種確認。
- メデタシ!メデタシ! リーダーの皆さん、野鳥の皆さん、お天気さん、大いに楽しませて頂きありがとうございました。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:若林・杉本英雄・杉本マサ子・福嵜・岩井・藤村・浅尾・上村
飛鳥・高松塚/キジ・ケリ・ヒバリ
写真はクリックすると拡大してみることができます。撮影:浅野さん・杉本さん
〜飛鳥・高松塚探鳥会に参加して〜太子町 浅野宏幸さん
- 集合場所ではヒヨドリが近くの木に留まりイソヒヨドリ♂は駅の周りを行ったり来たりしていて開始前の時間を忘れさせてくれる。
- リーダーの挨拶後、いよいよ43名でスタートする。農耕地に出ると、ケリがあちらこちらで観察できる。何とか雛を見つけたくて探すが見つけられない。後方のグループは雛を観察出来たようだ。ちょっと残念。
- 農耕地から集落に入ったところでツバメが近くの電線に留まりスコープでじっくりと観察、ツバメの喉の赤い部分を初めて観察できて驚かれた参加者が居たのが印象的。
- 過去にキジを観察したことのあるポイントで念入りに探すが、見つからない。 キトラ古墳の周りが綺麗に整備され以前の風景とは全く違っていて、やや複雑な気持ちにさせられる。
- 於美阿志神社前の高木でイカルが鳴いている、少し離れた木では『アオバト』を一部の人が確認された。
- 休憩後スタートしてすぐに上空をオオタカが旋回する、比較的低い所を飛んでいたので写真に撮ることが出来て満足。
- 農耕地に出て夏羽のノビタキを探すが見つからず、やや気を落としていたら、両翼の羽が抜けたノスリが上空を飛翔する。
- 文武天皇陵の東側に差し掛かった時、近くでキジが鳴き、探しているといきなり畑から飛び出して先の畑に入る。いつもは遠くからしか観察出来ないキジだが目の前で飛翔を観察出来たのは非常にラッキーだった。
- 昼食後は、高松塚でホオジロ・コサメビタキを、中尾山古墳ではニュウナイスズメをじっくりと観察できた。
- 欽明天皇陵の堀にはコガモ3番が繁殖地に飛び立つ前の最後の姿を見せてくれた。
- 春の囀りもたくさん聞けたし、鳥も色々と出て楽しい探鳥会になり感謝、感謝。解散後、あすか夢販売所であすかルビーを買って満足な一日を過ごせました。
- 現地配布資料
- 参加リーダー:杉本英雄・杉本マサ子・岩井・藤村・浅尾・上村