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一般探鳥会の報告:平成27年度上半期
飛鳥/石舞台・祝戸 コサメビタキ・コシアカツバメ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影者:浅野さん、堀瑞さん)
写真がたくさんありますので、別途写真集を作りました。
〜飛鳥・石舞台/祝戸探鳥会に参加して〜:東大阪市 林 良一さん
- 今年の春、飛鳥探鳥会に参加し、ケリの親子やキジを目の前で見ることができ満足しました。
- 今回秋はどんな鳥に会えるか楽しみに石舞台に向かいました。さっそく頭上にタカが現れました。
- 少し歩くと、あっちにも、こっちにもタカ、空を見上げて首が痛くなるほどたくさんのタカに出会いました。遠すぎて、私はノスリ以外、判別不能でした。
- しかしみなさんは、特徴を見て、ハイタカ、ハチクマ、サシバ、クマタカを見極めておられました。
- 飛鳥川ではカワガラスを見ることができました。昼食の時も目の前をエゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ・・・が飛び回り、ヤマガラがエゴノキの実を咥えて飛び回る姿も見ることができました。
- 棚田ではいろいろな案山子があり、ヒガンバナ、絶滅危惧種のミズアオイ(水葵)が咲いていました。ススキの穂の下にはナンバンキセルの群生がありました。
- ナンバンキセルはオモイグサ(思い草)として万葉集にも詠まれている花だということも教えてもらいました。
- ピラミッド形の都塚古墳もじっくり見ることができました。野鳥観察は勿論のこと、植物の知識も多く得ることができました。
- リーダーの上村さん、怪我をされてまだ体調が万全ではないのにていねいに説明ありがとうございました。
- 今回初めて、玉藻橋でカワガラスを観察することができました。
あちこちでタカの仲間が出現、6種類を数えたほか、 祝戸の広場では、エゴノキの実をついばむ多数のヤマガラ、 ヒタキやムシクイの仲間などを観察、見どころの多い探鳥会となりました。 - リーダー:岩井・藤村・浅野・泉谷・入江・上村
淀川・海老江干潟/探鳥会+クリーン大作戦
- スタート直後、30羽ほどのシロチドリの群れが周遊。他にはイソシギが数羽いるのみでシギチは2種類のみ。一部の人がコサメビタキを確認。セッカが元気よく鳴きながら飛翔していた。
- リーダー:橋本・西野・ 福嵜
牧野/ツバメのねぐら
- 牧野側の上空を飛ぶツバメは少なかったが、双眼鏡で見た対岸鵜殿上空は次々と目まぐるしいほど飛び回る群群群、目の前の淀川の水面を上流に下流に飛びながら水を飲む群もあり、30分ほどツバメの乱舞を堪能した。
- ツバメが飛ぶ前につぼみだったカラスウリは、ツバメを見終ってレースの花びらを広げており、更に赤く染まった十六夜の月の出も楽しんだ。
- 枚方市の最高気温37.8℃という猛暑日にもかかわらず、25名(内非会員17名)も参加された。
- 初めてツバメのねぐら入りを観察された方が多かったが、夜のさわやかな風に心地よく帰ってもらうことができた。
- 月を見た後の淀川堤防上で、生駒山より左側(奈良県側)に花火が見え、PL花火とは方向が違うので、どこかなと言っていました。枚方市でも、交野市でもなく、生駒市総合公園(奈良県生駒市あすか野)で開催された「第14回いこまどんどこまつり納涼花火大会」だったようです
- 枚方市〜交野市〜天野川渓谷の一直線に花火会場があり、会場が高台(標高240m)で花火の高さがプラスされたため、遮る山が無かったようです。
- リーダー:平・南・齋藤・西脇
平成榛原子供のもり公園/コシアカツバメ・イワツバメ
- あいにくの雨の中、17名が参加、榛原駅前でイソヒヨドリの若いオスが美しい声でさえずるところを確認し、傘をさしながらのスタート。
- 商店街の軒先のツバメのようすを確認、商工会館の軒下では、出入り口が二つのコシアカツバメの珍しい巣を観察。
- 宇陀川沿いでは、あちこちでキセキレイやホオジロの姿と声。公園では、ホオジロのメスが枯草を口いっぱいにくわえて巣に運ぶところをじっくりと観察。赤い下戸橋では、トビが旋回している中、初確認となるクマタカが出現。
- 鳥合せ後、駐車場上空をトビが旋回する中、これも初確認となるハチクマが飛翔。
- ゆうゆう橋のイワツバメ、駅前商店街のムクドリを含め、36種類を確認。残念ながらヤマセミの協演はお預けとなったが、見どころの多い探鳥会となった。
- 現地配布資料
- リーダー:福嵜・岩井・藤村・浅野・泉谷・入江・上村
高野山・転軸山森林公園/カッコウ・ミソサザイ
〜高野山探鳥会に参加して〜 大阪市淀川区 林田 純子 さん、林田 萌 さん 小2(林田 萌ちゃんの原稿)
- はじめて高野山に行きました。ケーブルカーもはじめて、でん車がななめでびっくりしました。つばめがどろをはこんでいて、6わきていたこともありました。
- 初めての高野山、初めての探鳥会に参加しました。バーディに何回も参加させてもらっていますが、小2の娘はやりたい放題で冷や冷やするも、参加者のみなさまに優しくしていただいて、スコープも一番!に見せてもらっていました。
- 家を出てから3時間15分、いろいろな乗り物を乗りついで高野山駅に到着、臨時バスに乗り込み、やれやれと思いましたが、車窓からの荘厳な街並みに目を奪われました。奥の院前に着くと、またまた神々しい雰囲気です。46名も来られていたとのことですが、杉の巨木が立ち並んで日も差さない小道を、苔むした墓石を見ながら鳥の声に耳をすませ、しずしずと歩くかんじで、おっとこれはバーディとはちょっと違うぞ、と思ったのですが、娘は意に介さず!?いつも通り上村さんにくっついて歩いて相手をしていただいています。
- ともあれ、転軸山のふもとをまわって、深い木立から聞こえるキビタキの声を何度も聞き、キクイタダキの声にも耳を澄ませましたが、とうとう見られず残念でした。それでも昼食時にはキセキレイの綺麗な色を堪能することができ、カケスが出たりオオルリが出たり、おちおち食べていられないくらいです。
午後にキャンプ場のほうへ出ると、遠くの木のてっぺんで鳴いているカッコウが見られました。並んでもう一羽とまったので、つがいかと思ったらツツドリとのこと、おなかの縞模様(の細かさ!?)を比べ、カッコーとポポッの二重奏も聞くことができました。 - また墓地へおりてきたらミソサザイがにぎやかに歌っていて、木の上にはオオルリがいて、さらに奥の院前へ戻ってくるとツバメがびゅんびゅん飛んでいました。電線に止まっているツバメとコシアカツバメのおなかくらべもしました。今日はおなか比べの日でした。
- 最後に、駐車場に残っていた水たまりの前で、少し待つよう言われました。??と思っていたら、ほどなくツバメが何羽も舞い降りてきて、歓声が上がりました。ツバメは水たまりのまわりにちょんちょんとくちばしを入れ、トコトコ歩いては飛び立っていきます。これは泥を巣に運んで巣作りをしているとのこと。ツバメが一生懸命働いているようすを見ながらの鳥合わせとなりました。初めてづくしの爽やかな一日でした。
写真はクリックすると拡大してみることができます。(撮影:浅野さん、上村さん)
- 現地配布資料
- リーダー:福嵜・藤村・浅野・泉谷・入江・上村
金剛山/夏鳥のさえずり
〜金剛山探鳥会に参加して〜富田林市 知念柚香利さん
- 探鳥会にはまだ数回しか参加したことがないビギナーですが、参加する度に新しい発見があり、鳥だけではなく、植物の名前も教えて頂いたりと、毎回勉強になり嬉しく思っています。
- バードウォッチングのベテランと思われる小学生の子供さんに「今鳴いているのは何の鳥?」と尋ねると素早く答えが返ってくるので、鳥博士のようで皆さんスゴイなぁと毎回感心しながら帰路についております。
- 金剛山では、可愛いキビタキやミソサザイがさえずる姿を初めて見ました。そして、ポポ、ポポ、ポポ、と鳴くツツドリの声、これも初めて聴きました。筒を打つような鳴き声なので、ツツドリとのこと、確かにそんな響きで、鳥の鳴き声は本当に千差万別、興味深いものです。一度姿も見てみたく思います。
- 声はすれども、私はまだまだ鳥が何処にいるのか探し当てられませんが、慣れておられる皆さんに、「あそこ、向こうの木の二つに分かれてるところ」と教えて頂いて、「へっ、どこかなぁ…、分からない…、あっあれかな?」と、一人では見つけられない鳥の姿を知らせてもらって、ようやく発見。カメラをごそごそとセットしだすと、飛んでいっていなくなるというのを繰り返し、金剛山で撮った写真を確認すると、ほぼ花の写真でした(笑)。
- これからの季節は青々と繁った樹木の中で、益々初心者には見つけ辛い季節となりますね。そんな中、発見出来たなら喜びもひとしおかもしれません。 見たこともない鳥達に出会えますように、今後の探鳥会を楽しみにしております。
写真はクリックすると拡大してみることができます。(撮影:嶋田寛さん、浅野さん、小6の清水 克己くん)
- 現地配布資料
- リーダー:岩井・藤村・浅尾・上村
新梅田シティ「新・里山」/早朝探鳥会
4月27日
- 新企画での早朝探鳥会でマスメディアの掲載等で初参加者もあり、出現種で期待された野鳥が観察できなく、皆様には残り2日間での期待とお伝えし終了致しました。
- リーダー:橋本、松岡、西野
4月28日
- 今回も不安していた結果になり、皆様には探鳥会で有り得ない行為とお伝えし鳴き声コールを聞いて頂きました。
- 反応は良かったです。むくどり会員2名獲得。
- リーダー:橋本、松岡、西野
4月29日
- 最終日も期待ハズレの結果になりました。
- メジロ2羽ビルの窓ガラスでの落鳥が有り、1羽脳震とうで、会員の方が両手で温め回復し飛翔。むくどり会員3名獲得。
- リーダー:橋本、松岡、西野
飛鳥・高松塚/キジ・ケリ・ヒバリ
〜飛鳥・高松塚探鳥会に参加して〜奈良市 大垣 亮太くん(小6)
- 4月19日に、飛鳥・高松塚探鳥会に参加しました。当日は、雨の予報で朝から雨が降っていました。
- そんな中、ツバメが飛鳥駅の前の店で雨宿り(?)をしていました。畑に沿って歩いていると、ケリとその雛がいました。
- ケリの雛はとても小さくて、親鳥は雛を守るため、近くに飛んできたツグミを追い払っていました。
- その後スズメがすごく長い間けんかをしていたをみんなで見ました。次は、畑を見ていた人が、「ホオアカがいる!」と言ったので、見に行くと、ホオアカがいたのでびっくりしました。
- 次は、ニュウナイスズメがいました。オスもメスもたくさんいて、違いもよく分かりました。オスは栗色をしていてすごくきれいでした。
- 檜隈寺跡おみあし神社では、イカルの鳴き声を聞きました。とてもきれいな鳴き声でした。
- 高松塚古墳での昼食では、友達と一緒にキジをじっくり近くで見れて、写真も撮れました。ほかにも、カワセミ池で、カワセミを見たりしました。
- たくさんの鳥を見ることができてとても楽しかったです。ありがとうございました。
写真はクリックすると拡大してみることができます。(撮影:清水克己くん、浅野さん)
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雨予報にもかかわらず、32名の方が集合。
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出発後、1時間ほどで雨もあがり、春の飛鳥を楽しむことができました。
- 現地配布資料
- リーダー:福嵜・岩井・藤村・上村