服部緑地定例探鳥会 4月8日(土) 天候:曇り時々晴れ 参加者:19名
出現種32種 鳥合わせ
前日に一日中降り続いた雨のあと、一雨ごとに暖かくなるという春の訪れを期待して臨んだ、令和5年度最初の定例探鳥会でした。しかし期待はものの見事に裏切られ、肌寒さを覚える中、ツバメ以外の夏鳥の記録には、あと少しで?及びませんでした。おまけにジョウビタキやトラツグミ、キンクロハジロといった冬鳥の一部も渡去したのか見られず、高川も増水気味でセキレイ類が見られなかったりと散々ではありましたが、公園に入る手前で遭遇した30羽ほどのイカルの群れや、まだ残っていたハシビロガモ38羽、ヒドリガモ20羽など、冬鳥組が数でがんばってくれました。また、シジュウカラに近い鳴き方をするヤマガラの聞きわけに悩んだり、餌運びをするエナガやムクドリ、巣の上のアオサギ(部分)といった、留鳥たちの繁殖行動がじっくりと観察できました。昼前にはようやく日が差し、わずかに暖かくなって、ウグイスのヘタなさえずりが数声、聞かれました。春本番は、次回に持ち越しです。