服部緑地定例探鳥会の報告:平成22年度(2010)下半期

3月12日

今日は晴れ久しぶりの初春らしい穏やかな天気、昨日突発した三陸沖大地震のせいか参加者は少ない。冬鳥は殆ど北へ出発したのか数は少ない。マヒワは未だ多く居て、アキニレの木の下で地上に落ちた実を漁る。鳥合わせ中にミヤマホオジロ、チョウゲンボウのホバリングも見られ、結果は意外と多い46種と参加者よりも多い探鳥会となった。 出現鳥数46種、参加者31名。

【雑 記】

地震の災害の事が気掛かりで落ち着かぬ探鳥会でした。リーダー3名欠席。

2月12日

朝は快晴だが午後からは雪が降ると言う天気予報、マヒワの群れが僅かに残ったアキニレの実を漁る。何故か各池のカモの数も少なく小鳥達の鳥影も少ない。トラツグミを見た後コイカルを尋ねて若竹池の西願寺橋の奥の広場を探すが出会えず。意外にも帰りの天竺川には小鳥達が沢山居て綺麗な姿を見せてくれた。カワセミ、ムクドリ、カワラヒワ、モズ等は早くも2羽のペアとなっていて、春が来た事を知らせてくれる。正午近くになり時雨が降り出して、寒い風の中熱心に鳥と数合わせして解散。 出現鳥数45種、参加者38名。

【雑 記】

晴れから雪、快適から寒い冷たい、 変化の激しい探鳥会でした。

1月8日

早朝は零下の冷え込みで寒い。天気は快晴マヒワの大群があちこちで飛び回る。近くの皿池公園にヒレンジャク来ていると言うので、取り敢えずは うづわ池の水鳥達を見て現場に向かう。小さい皿池公園の周りにはトウネズミモチが沢山の実を付けて約30羽のヒレンジャクの群れとツグミ、ヒヨドリ、シロハラが争って実を食べる姿が観察出来た。小鳥の森に戻り常連のミヤマホオジロ、キセキレイ、ルリビタキシロハラ、アオジ等を見て鳥合わせ解散した。 出現鳥数48種、参加者56名。

【雑 記】

鳥も沢山、参加者も沢山、マヒワは大群、カラスは何故か少ない探鳥会でした。

12月11日

朝出発時から天気が怪しくなったが無事終了、鳥合わせ解散後時雨が始まる。カモはほぼ集まったがコガモに合えず9種で、例年の10種以上に足らなかった。ハイタカが滞在中で小鳥達の群れが上空を飛びまわる、それにカラス、ドバトも加わって大騒ぎ。アオバト10羽の群れが居て楽しく観察出来た。ツグミがやたらに多く地上に降りて採餌するものも居たが地上ツグミ?は、何を食べているのか不明。昨日は沢山居たと言うシロハラは少ない。 出現鳥数45種、参加者40名。

【雑 記】

スズメの群れはやたら大きいがアトリは少なくなり、カジラダカは見当たらず。カメラマンの言うにはミヤマホオジロ♂1羽が2,3日前から民家集落に滞在中の由。

11月13日

冬の小鳥マヒワ、アトリ、イカル、ツグミ、ムクドリの群れが騒がしく上空を乱舞する。カラスに追われるハイタカも見られたので、どうもそのせいらしく見られた小鳥の数は少なかった。カモは10種で全部出揃った感じだがエクリプス中で目立たず、数も少ない。今年はマヒワの当たり年で公園内をあちこち乱舞、アキニレと少ないハンノキに群れで訪れて盛んに種を食べる姿を楽しめた。 【雑 記】 黄砂が激しくて天気は晴れだか曇りだか分らない状態。鳥合わせ中に近くの桜の梢にマヒワの群れが止ってくれたので鳥合わせは一時中断、一同ニコニコの内に解散した。