2011年度下半期分報告 2011年度下半期分報告 2012年上半期分報告 2012年下半期分報告 2013年上半期分報告 2013年度下半期分報告 2014年度上半期分報告
2014年度下半期分報告 2015年度上半期分報告 2016年度分報告 2017年度報告 2018年度報告 2019年度報告
2014年度下半期分報告 2015年度上半期分報告 2016年度分報告 2017年度報告 2018年度報告 2019年度報告
服部緑地定例探鳥会の報告:平成27年度下半期
- 快晴だが花冷えの朝にもかかわらず多数の方々にお集まりいただいた。特に一般の方が多く、服部緑地での「はじめての鳥見たい(隊)」開催効果も出ているようだ。
- うづわ池は護岸工事継続中で鳥の姿はないが、新宮池にはハシビロガモを中心に多くの水鳥が採食しており、岸辺の枝には至近距離にゴイサギが1羽うずくまり、その近くにはアオサギが赤みを帯びた婚姻色の嘴を見せていた。
- 谷あいの原っぱでは地上で採餌中のビンズイを観察し、林間ではつがいのカラスの求愛給餌も見かけた。
- 中池から頭上を飛翔するカワセミを見つけ、菰ヶ池の枝にとまったところを皆で観察することができた。
- 山ヶ池にはオカヨシガモ、ヨシガモ、オナガガモなど多数のカモ類が水面を賑わせており、白鳥橋の上から鮮やかな繁殖羽を詳細に観察した。
- 鳥合わせ場所の小鳥の森では今月もミソサザイを見ることができ、出現鳥種は42種となって実り多い探鳥会を締めくくった。
- 参加リーダー:篠崎、中嶋、山崎、塩見
- 今にも降り出しそうな雨予報にもかかわらず参加いただいた熱心な皆さんとともに冬鳥を求めて探鳥会を開始。
- うづわ池は護岸工事で水が抜かれ、アオサギの若鳥が淋しく佇むのみ。
- 新宮池に回るとハシビロガモを始めとするカモ類、カイツブリ、カワウ、ゴイサギなどが多く見られ、水辺の枝にカワセミのペアも見つけることができた。
- 池畔の樹上にジョウビタキ♀が現れ、その愛くるしい姿を堪能、谷あいの原っぱでは茂みの中にルリビタキ♂を見つけ、きれいな青い姿に見惚れた。
- 中池の砂州で服部緑地には珍しいチドリを発見、コチドリかとの意見も出されたが、嘴の長さと斑紋の薄さでイカルチドリと同定した。
- 園内各所にはシロハラ、ツグミなど冬鳥が数多く現れ、幸いにして雨にも降られず、鳥合わせの結果は43種という収穫の多い探鳥会となった。
- 参加リーダー:篠崎、御旅屋、山崎、塩見
- 暖冬の冬晴れで風も弱く絶好の鳥見日和、待ちかねたように早くから多数の皆さんが集まり、冬鳥期待の新春探鳥会を開始。
- 水を抜いて補修中のうづわ池にはサギ類と杭の上に止まったカワセミのみ。岸辺の林にはカラ類の混群やマヒワが飛び交っていた。
- 新宮池に稀少種のアカガシラサギが来ているとの情報で急行したが飛び去ったあと。仕方なく池に残っているカモ類を観察したが今冬は個体数が少ない。
- 再度情報を受け、うづわ池に引き返すと冬羽のアカガシラサギを発見、褐色の背と頭の縦斑を全員でしっかりと確認、飛翔時の白い翼をきれいな写真に撮れた人もいた。
- 林間でルリビタキ、山ヶ池ではヨシガモ、オカヨシガモなどカモ類をじっくり観察できた。
- バーベキュー広場には久しぶりに多数のアオバトが出現、さまざまな角度から観察することができ、皆さんから歓声が上がった。
- 小鳥の森ではミソサザイに出会うこともでき、鳥合わせの結果は44種と参加人数を上回る出現数となって、皆さん大満足の探鳥会となった。
- 参加リーダー:篠崎、中嶋、塩見
- 夜来の雨も上がって晴れ間も広がる暖かな小春日和、一般の方々も数多くご参加いただいて冬鳥期待の探鳥会を開始。
- うづわ池、新宮池、菰ヶ池、中池、山ヶ池など、緑地の各池を巡って換羽を終えたカモ類を観察したが、今年は暖冬の影響からか種類も個体数も例年より少なかった。
- うづわ池の奥まったところにミソサザイが出現、岸辺の樹上には到着したばかりのツグミが採食する姿がみられた。
- レストハウス周辺ではジョウビタキが間近に姿を現し、終了間際には日本庭園付近の樹上にシメが現れて探鳥会を締めくくった。
- 参加リーダー:吉田、篠崎、中嶋、山崎、塩見
- 開始時間に雨が降っており、終日降り続く予報のため、定例探鳥会を中止としました。
- 参加リーダー:篠崎、田中、中嶋、山崎、塩見
- 秋晴れの予報が外れた曇り空の下、南へ去る夏鳥と北から飛来する冬鳥をさがして下期探鳥会の幕を開けた。
- 開始まもなく公園入口の緑道でキビタキを発見、樹上を飛び交う橙色の胸模様を全員で観察した。
- うづわ池では遠くの向岸に到着したばかりでエクリプスのヒドリガモとヨシガモを発見、池畔の樹上ではシジュウカラ、エナガ、メジロの混群が木から木へと飛び渡り、上空にはカラスの集団がオオタカを追い回す光景も見られた。
- 新宮池にはカルガモとバンだけ…と思いきや、なんと至近距離の木の幹にオオタカがいるではないか! 堂々とした体型で餌のキジバトを足指で押さえつけ、微動だにしない。
- こんなに近くでオオタカを見られるのは定例探鳥会20数年の歴史でも初めてのこととか。鋭い目や胸の横斑など、図鑑で見るよりも鮮明に確認することができて参加者一同大喜びした。
- 出現鳥種は水鳥の飛来が少なく33種にとどまったが、それを補って余りあるオオタカの出現であった。
- 参加リーダー:吉田、篠崎、中嶋、山崎、塩見