服部緑地定例探鳥会の報告:平成20年度(2008)上半期

6月14日

梅雨中休みの天候、目下鳥達は何れも子育てに忙しい。 繁殖が早かったカルガモ、エナガ、メジロ、スズメ、ハシボソガラスは雛が既に相当大きくなっている。ムクドリ、シジュウカラは喧しく泣き叫ぶ雛の給餌に忙しい。 うずわ池にコアジサシが2羽優雅に飛び回りダイビングして小魚を捕る。小鳥の森でアオバズクが2、3回ホーホーと鳴いたが姿をどうしても見つけられず残念。 出現鳥数22種、参加者40名。

【雑 記】

騒がしいスズメの親子が居なくなった。電柱の角材の巣作り以外場所のない一人っ子政策を余儀なくされるスズメは大変。目下頑張って第2回目の抱卵に入った模様。

4月12日

夏鳥の渡来が期待される新緑の季節到来となったが今朝は北風がやや冷たい。3月31日に早くもオオルリ♂1羽が到着して、暫くカメラマンを楽しませたが今はもう居ない言う。 池のカモ達は極端に数が少なくなっていて種類もカルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロの4種だけ。 正午ちかくになり小鳥の森にアカハラ、クロツグミ、トラツグミと夏鳥が続々現れた。 昼食後に新宮池にオオルリ♂1羽も現れた。 出現鳥数32種、参加者58名。

【雑 記】

カモが居なくなったので鳥の種類は少なくなって、少し物足りない探鳥会でした。 3月8日 寒さも和らいだ快晴の天気、山が池は工事中の為水が少ない、カモ達は他の池に散らばってしまい本日は10種以上出ず9種止まりとなる。アオバトを懸命に探したが上空を飛ぶ群が見られた以外は現れず。鳥合わせ結果は意外と多い40種以上の鳥が出た満足の探鳥会。 出現鳥数41種、参加者49名。

【雑 記】

ツグミ、シロハラは北帰行に備えて地上に降りて盛んにミミズや虫を漁っていた。春ももう直ぐ。

1月12日

昨夜からの小雨で中止も止むなしとして集合場所に行ったが熱心な常連や初参加の人も来ていて10人以上になったので正式開催とした。出だしは雨も止みこのまま晴れるかと思はれたが正午近くなり雨脚も強くなったので何時もの休憩所で早め鳥合わせ解散した。行程は普段の半分、鳥数は多かった様に思う。