服部緑地定例探鳥会の報告:平成21年度(2009)上半期
6月13日
【備 考】
朝は晴れ予報は午後からは天気が変り易いと言うが、何とか晴れで終了出来た。鳥達は目下繁殖に忙しいのか極端に鳥影は薄い。子育て中と思われるコアジサシがここまで来て池を飛び回り小魚を漁る。冬にあれだけ沢山居たカモはカルガモとアヒルだけになってしまった。新宮池の松林にはアオサギが繁殖していて雛が騒がしく鳴く、子連れのカルガモも一組だけで子カモは3羽と少ない。 出現鳥数20種、参加者42名。 【雑 記】 鳥の居ない普段は見もしないカラスを熱心に見て雛の口の中が赤いのが観察出来た探鳥会。
5月9日
昨日の雨で寒い天気が嘘の様な、今日は朝から快晴の真夏の天気。公園は大勢の走り回る人達で大賑わい、鳥は全く居無いと言える程の困った探鳥となる。 中池のカワウの営巣を見に向かう辺りで漸く鳥が出て来た。カワウは1巣で抱卵中、近くの村落の森で盛んに囀るキビタキに出会えた。その後戻った小鳥の森で夏鳥の アカハラ、センダイムシクイ、エゾムシクイにも出会えた探鳥会。カルガモ、カワラヒワ、エナガ、シジュウカラが子連れで現れた。 出現鳥数28種、参加者49名。
【雑 記】
早くも子連れが現れたと言う事は、今年は後数回の繁殖が期待される。カモを含む冬鳥が全く居無くなった。
4月11日
朝から快晴、桜は満開で花見客で大賑わい。池のカモ達は皆帰ってしまったらしくハシビロガモが僅かに残るのみ。小鳥なシロハラ、ツグミ、アオジが少し居ただけ。急に初夏の暑さ26℃では暑すぎて鳥が居ないか。夏鳥には未だ出会えず。 出現鳥数33種、参加者43名。
【雑 記】
一部の参加者が早朝新宮池にサンカノゴイが居た、飛び立って山が池の方へ行ったと言うので探したが出会えず。この珍客は未だ滞在中らしい。
3月14日
雨天のため中止
2月14日
昨夜の激しい春の嵐で水浸しの朝、鳥達は体を乾かすのに必死らしく何処にも居ない。池のカモ達も極端に数が少ない。その内天気が良くなるに連れ鳥も現れて4月の陽気となる。早くもウグイスの初鳴き聞かれた。 新宮池のサンカノゴイには出会えなかったが、10日に未だ見たと言う人も居たので未だ居るらしい。 出現鳥数47種、参加者43名。
【雑 記】
参加者より多い鳥が出た此処では珍しい探鳥会。ウグイス初鳴き。
1月10日
裏日本は大雪との事で寒い曇りの天候、大勢の人が集まった。幸い風は無く雨も無いのでゆっくり鳥を見る事で出発。イカルが少し鳴くだけで小鳥の鳴き声が少ない、そこに激しくカラスに追われるハイタカが現れて鳥が静かな理由が分かった。 鳥合わせ結果は以外にも満足感の40種を越える41種、この内カモは10種に満たない9種であったが 充実の探鳥会でした。出現鳥数41種、参加者48人。
【雑 記】
昨日まで未だ居たと言うサンカノゴイには会えなかった。