2025年10月13日(月・祝) バーディ 飛鳥 甘樫丘 ~ノビタキ・モズ・ノスリ~
天候:曇り/晴れ 参加者:27名 鳥合せ
今日は日本野鳥の会大阪支部の飛鳥・甘樫丘のバーディ探鳥会に参加しました。万博の最後の日でした。駅東口で集合して出発。堀ではコガモ、キンクロハジロ、カルガモ、カワウ、アオサギ、カワセミが魚をつかまえて食べているところを見られました。
自分では見えなかったけど、ハイタカもいたそうです、モズがいたる所で鳴いていて、オス・メスとも見られました。ノビタキとチョウゲンボウをめあてに探していると、カイツブリ冬羽、夏羽幼鳥や、コシアカツバメ、ツバメがいました。キジのメスも飛んだらしいのですが、自分では見られませんでした。セイタカアワダチソウにホオジロのメスがいました。
今日一番頭に覚えたのが、エゴノキにヤマガラが来ることです。エゴノキの実には毒があり、潰して魚のいる水に落とすと、魚が水面に浮いてくることがあるほどらしく、ヤマガラだけが食べるそうです。昼休み(休憩)が終わってから、ノビタキを探しに行くと、4羽いました。顔が黒いのがオス、茶色がメスです。また別の休憩の時に、芝生を歩いていると5cmほどのショウリョウバッタが足についてきて、びっくりしました。
サシバの渡りも見ることができ、9羽ほど見られました。残念ながらチョウゲンボウはいなかったけど、34種類の鳥がいました。自分が住んでいる奈良でも知らないことがまだまだあるので、奈良のことがきょうみ深くなりました。 小3)勝木敬都
何羽ものコシアカツバメが上空を飛び回るなかをスタート。しばらく歩くと、電線に数多くにコシアカツバメがとまり、羽繕いしているようすをじっくりと観察。剣池では、カワセミ雄2羽がすぐ近くにとまっているところをじっくりと観察。カルガモのほかには、コガモ・キンクロハジロ・マガモそれぞれ1羽を確認、カイツブリ親子の給餌のようすも観察。甘樫丘西側の農耕地では、モズやホオジロを観察、一部の参加者は、ほんの一瞬顔を出したキジを確認。エゴノキに実を観察していると、その場にヤマガラが登場。
昼食後は、お目当てのノビタキをさがして、飛鳥川の東側に広がる農耕地まで遠征。少し距離はあったものの、顔の色や羽根の色などの個体差を確認。上空では、最初は2羽だったのが、徐々に数が増え、最終的に10羽のタカ柱を形成し、南西方向に飛び去ったサシバを確認。
豊かな自然環境が残されている飛鳥の里山を満喫することができた。 (担当スタッフ)
参加リーダー:藤田 和俊(飛鳥里山クラブ)、駒田 峰子、嶋 宏子、高橋 義則、山岡 順子、石川 由美子、上村 賢
画像提供:勝木さん(23点)、深野さん(3点)、リーダー石川(15点)