バーディー探鳥会の報告:平成28年度(2016年度)
大阪府営蜻蛉池公園 ミコアイサ・ルリビタキ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):浅野さん、谷越さん、阿部さん
〜バーディ 蜻蛉池公園に参加して〜 報告:黒木 喬子 さん
大阪支部の野鳥の会は、3年ほど前に入会しました。他の野鳥の会では、うん十年も、いつも後ろの方で、ボォ〜〜と観察しています。あなたの後ろの方で、太った小さなおばさんがいたら、それは私です。蜻蛉池公園は、初めての場所でした。
・イカル
竹の枝をちぎっては、ひと噛み、ふた噛み、すぐ地面に落とす。それを見て、リーダーも枝を噛み、「美味しくないな〜」とイカルに共感。 私の心の声「筍の味と違うんや!」
・クロジ
小川のせせらぎに身を寄せ、私の方をチラチラ警戒しながら水を飲む姿がとてもキュートでした。3羽も確認できて大満足。・トラツグミここで一句。トラツグミ 尻をフリフリ トラダンス
四季折々、毎年同じ鳥を見ながら、あちらこちらと出掛け、今期もこれで最後になるカモ、のオシドリを見て帰宅。その後、家で一人悦に入り、今日見た鳥さんたちに乾杯(もちろんビール)で、夕飯の支度のスタートでした。
- 当日配布資料:
- 参加リーダー:福嵜隆司、 駒田峰子、 浅野宏幸、 上村 賢
百舌鳥古墳群 オシドリ・ミコアイサとタヌキ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):浅野さん・阿部さん
〜バーディ 百舌鳥古墳群に参加して〜報告:曽禰一子さん
- 2月の寒い朝にも関わらず、リーダーの方々に温かく出迎えられ、出発。行く先々で遠くの野鳥に望遠鏡でピントを合わせてくださり、見させてもらえました。
- いたすけ古墳のお濠では、私にはただの枯れ木が水面に出っ張っているだけにしか見えないのですが、木陰にたくさんのカイツブリがいることがわかりました。また、肉眼でも、日差しに輝くコガモの青緑のカラフルな色を確認することができましたが、望遠鏡で見ると羽の美しい光沢まで確認できました。
- だんだん気温が低くなる中、大仙公園の広場で昼食。手がかじかんで、ごはんが凍っている寒さです。昼食の間中、すぐ近くの木でコゲラがときどき鳴きながら、ずっと枝をつついて、皮を一周、剥いでいるところを観察しました。
- 昼食後は、所用のため、皆さんと分かれて帰りましたが、公園内の堺市博物館に立ち寄り、5世紀の古墳群の解説には、ロマンを感じました。
- 寒空のもと、このように有意義に過ごすことができ、ありがとうございました。「また、来てくださいね」と声をかけてくださり、とてもうれしかったです。皆さま、どうもお世話になりました。
- 当日配布資料:
- 参加リーダー:廣田博厚、 藤村はるえ、 浅野宏幸、 泉谷一弘、 上村 賢
鶴見緑地 オナガガモ・ユリカモメ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):岡さん
報告:大久保凱人くん (小4)
- 1月9日鶴見緑地でバーディーの観察会に参加しました。
- ぼくは、久しぶりの参加で、初めて鶴見緑地での観察会なので、行く前からとてもワクワクしていました。
- 早めに集合場所に行き、話しをしていたら、大地くんが来ました。
久しぶりに会えたので、うれしかったです。 - まず、大池でシロハラとアカハラとツグミ、ジョウビタキとカワセミを見られたので、良かったです。
- オオバンが水からジャンプして木の実を取っているのが、おもしろかったです。水辺にはたくさんの種類のカモのオスとメス、バンとオオバン、ユリカモメを目の前でじっくりと見られました。
- アカハジロの雑種は変わっていたので、また見たいと思いました。また、カモ達が近くに来たりしてにげないので、楽しかったです。鳴き声もよく聞こえました。
- オオバンも水から上がって、近くに来たので、ビックリしました。リーダーにオオバンの足とカモの足の違いを教えてもらいました。足と足跡の写真をとって、家でもみました。すごく勉強になりました。 ありがとうございました。
- 次に嬉しかったのは、アトリの群れを見たことです。オスとメスの違いも教えてもらったので、よくわかりました。
- 最後に良かったのは、大地くんとアオバトの羽を見つけたことです。きれいな色がついていたので、持って帰りました。
- たくさんの鳥を見られて、みんなと色々な話しできて、とても楽しい観察会でした。
- お土産の写真もうれしかったです。ありがとうございました。また、バーディの観察会に参加して、いっぱい鳥をみたいです!
- 岡さんからのメール
- 鶴見緑地のU-50の観察会に息子と参加させていただいた岡です。一言お礼を申し上げたく、メールしました。
- 海、山、地衣類、変形菌、といろんな観察会に出没している私たちですが、鳥類は、鳴き声を聞いて「あ、あそこにいたわ、でも逃げちゃった。」とハイキング中にお仲間に教えていただく程度でした。
- しかし、やはり本物はすごい! この、日本野鳥の会の観察会で、いろいろの鳥を見つけてくださり、高価な望遠鏡で見せていただき、すっかり鳥好きになりました。
- 皆さんがとっても優しいのにも胸を打たれました。また参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。
- 当日配布資料:
- 参加リーダー:福嵜隆司、駒田峰子、上村 賢
箕面公園 クロジ・キセキレイ
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):駒田さん・谷越さん
報告:谷越さん
- 前日の雨で天気が気になりましたが、恵まれた探鳥会になりました。一日ありがとうございました。
- 今回は鳥も虫も探すという一度で二度おいしい探鳥会でした。みんなで探すとあらゆるところに観察の目が行き、こんなところにいるんだと驚いたり、よくそんなところに気がつくなあと感心することばかりでした。
- 手すりにひっそりといるカメムシやクモの仲間を見ると、寒いなか健気だなあと感動しました。フユシャクのメスを見ることができなくて残念でしたが、アリ地獄を観察したりと楽しい経験ができました。
- イノシシの掘り返した跡を歩き、サルに出会ったりシカの鳴き声を聞いたりと、鳥だけを観察するのではなく、自然を知りその中で生きている様々な命を知ることで、より深く知ることができると実感しました。
- クロジやアオジ、ルリビタキ、ミソサザイは移動する一瞬しか出会えなかったですが、エナガなどの混群を見て、カワガラスをじっくりと観察でき一声鳴いてくれたのも嬉しかったです。ただ、トラツグミが見れなかったことは非常に残念でした。
- 最後に登場してくれたオオタカも嬉しい一つでしたが、後に私の写真を見られた方が顔の様子、斑の様子からハイタカだと言われました。さていかがでしょうか?(後日、写真判定の結果、ハイタカでした。)
- 当日配布資料: 昆虫・クモの観察データ・画像は、南さんが作成してくださいました。
- 参加リーダー:南 茂夫、 福嵜隆司、 駒田峰子、 上村 賢
歴史散策と野鳥(6) 築造1400年 狭山池
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):片山リツ子さん
報告:片山リツ子さん
- 鳥見と今年築造1400年という最古のダム式ため池見学を兼ねて、狭山池の探鳥会に参加しました。
- 駅からの道のりをスズメやムクドリ、ツグミ等々、お馴染みの鳥たちを大きさの 違いなどを観察しながら進んでいくと、シナサワグルミの実を食べる数羽のイカ ルに遭遇。
- スズメとジョウビタキ♂が並んでいるところへモズが来て二羽を蹴散 らす現場も目撃。池に着くと一部の水を抜いてあり、残念ながら水鳥の数は少な かったのですが、カンムリカイツブリやヨシガモ、セグロカモメなどを観察。カ ワセミの美しい青とオレンジの姿も何度か見ることができました。
- 保護色で岩と 同化していたイカルチドリはスコープでも、なかなか見つけられず。他の人がど んどん見つけていく中、私は最後まで見つけることができませんでした(笑)そ の代わり?に枯れ草に留まった鳥を発見。
- デジカメで撮影して確認してもらいベ ニマシコ♀に認定していただきました。 私は車椅子ユーザーの介助として探鳥会に参加する機会が多いのですが、この狭 山池は池までの道は平坦で、池へのアクセスもスロープがあり、とても進みやす い行程でした。
- いつもリーダーさんには下見の段階から車椅子が対応できるかな ど見ていただいたり、登り坂に車椅子を押すのを手伝っていただいたり、とても 助けていただいています。もちろん他の参加者の方にも、段差で持ち上げるのを 手伝っていただいたり、荷物を運んでいただいたり、皆さんのご協力で探鳥会を 楽しむことが出来ています。
- 今回は参加者の子供たちがお手伝いしてくれて、私 が押すよりも全然速く車椅子を押す女子の姿は、なんとも頼もしい限りで、本当 に助かりました。ありがとうございました。 探鳥会終了後にはオプションで安藤忠雄氏設計の狭山池博物館見学もあり、初め ての狭山池を堪能しました。
- 当日配布資料
- 参加リーダー:駒田峰子、泉谷一弘、 上村 賢
飛鳥 甘樫丘/ノビタキ・モズ・ホオジロ
- "絶好の探鳥会日和、奈良支部からの2名を含め、30名が参加。
- 甘樫丘までの道中、モズとイソヒヨドリがあちこちに出現、オスとメス、成鳥と若鳥の違いを確認。石川池では、電線に止まる1羽のコシアカツバメ若鳥をじっくりと観察。
- 和田池東側の農耕地では、チョウゲンボウが飛翔。 昼食時には、キセキレイ・ホオジロ・カワラヒワなどが出現。
- 午後は、飛鳥橋の東に広がる農耕地まで足を延ばし、稲穂やセイタカアワダチソウ、電線に止まるノビタキを確認。
- 甘樫丘に戻り、川原休憩所の奥でコサメビタキ、甘樫丘展望台でオオムシクイ、豊浦休憩所南側の林でメボソムシクイを観察。
- 水辺や草地、農耕地や森林など、それぞれの環境でたくましく生きる鳥たちの生活の一場面を学ぶことができた。
- 解散後、橿原神宮前駅までの徒歩組は、石川池でサシバ5羽のタカ柱を確認、南西方向に視界没。"
- 当日配布資料
- 参加リーダー:福嵜隆司、 浅野宏幸、 坂田昌寛、 上村 賢
曽爾高原1泊キャンプ
報告:坂田夏澄さん (中2)
2日ともに台風の影響で雨という天気予報で、どうなることかと思っていましたが、18日の夜以外は、野鳥を観察でき、よかったです。今年は32種類と例年以上に姿を見せてくれました。
1日目、飛び過ぎていくだけだったカッコウが2日目には、30メートルほどの場所に20分ほどじっとしていてくれて、ラッキーと思いながら、思う存分観察ができました。
夕べの集いをした場所では、次から次へと鳥たちが飛んでくるのであっちこっちと目で追っていくのが大変なほどでした。
ほかには約7〜8千羽のツバメがねぐらから飛び立つところを見れたり、アオゲラをじっくりと見れたり、とても楽しかったです。
でも、アオバトの姿を見れなかったのは悔しいです。来年、曽爾でアオバトをしっかり見たいです。
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(写真):藤岡くん、林くん、橋本さん、箭木さん
- 写真がたくさんありますので、写真集を作成しました。
- 当日配布資料
- 参加リーダー:橋本寿紀、 福嵜隆司、 鵜瀬由美、 上村 賢
舟渡池公園と新池 ツバメのねぐら観察
- 厳しい暑さの中、野鳥の会の行事が初めてのファミリー、大学生、友人グループほか、大勢の方々が参加。
- 農耕地の鳥や水辺の鳥を観察しながら舟渡池へ。アシ原では、多数のカワウに交じって、アマサギの群れを確認。
- 夕食休憩後に黒山新池へ。薄暗くなるにつれてどんどん増えるツバメが水面を群れ飛び、次々と舞い降りる約8,000羽のねぐら入りに参加者一同、感嘆の声。
- 当日配布資料
- 参加リーダー:浅野宏幸、 布村和夫、 駒田峰子、 上村 賢
京都御苑 アオバズク
〜バーディ京都御苑に参加して〜 報告:阿部まいさん(小5)
- 7月18日に、京都御苑の探鳥会に参加しました。今回の探鳥会で、アオバズクを見ることを楽しみにしていました。
- はじめに、リーダーから、アオバズクは、宗像神社、母と子の森の巣箱、近衛邸跡の三箇所で見ることがができると聞きました。私は、たくさんアオバズクが見られるといいなと思いました。
- まず最初に宗像神社に行って、いきなりアオバズクを見ることができました。 私は、なかなかアオバズクを見つけることができませんでしたが、みんなが向いている方向を見ていたら、双眼鏡で見ることができました。
- アオバズクは、4羽いました。4羽も並んでいるところが見ることができて、とても嬉しかったです。4羽のうち、ひなが3羽で、親が1羽だと教えてもらいました。 宗像神社の外には、コゲラがいました。でも、私からは、逆光で黒くなって、形しか見えなくて、残念でした。
- 休憩中に、エナガの若鳥をたくさん見ました。エナガは思ったより小さくて、可愛かったです。その後、バードバスに、メジロ、シジュウカラなど、小鳥がたくさん来ていました。
- 次に、母と森の巣箱に行って、アオバズクを探しました。見つけることができませんしたが、オバズクが食べたカブトムシの残骸がありました。私は、アオバズクがカブトムシを食べると知らなかったので、びっくりしました。近くの木の樹液に、カブトムシやカナブン、蝶が来ていました。まるで森のレストランでした。
- 最後に近衛邸跡でもアオバズクを探しましたが、見つけることができませんでした。 今回の探鳥会でみたアオバズクは、とても可愛いかったです。それと、バードバスで水浴びをしている小鳥をみることができてよかったです。
- 当日配布資料
- 宗像神社では、親2羽、巣立ち雛3羽をじっくりと観察することができました。
- 参加リーダー:福嵜隆司、 駒田峰子、 五條貴子、 上村 賢
金剛山/カッコウのなかま
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:山田さん)
報告:〜バーディ 金剛山に参加して〜嶋 宏子 さん
- 西日本が梅雨入りした翌日の6月5日(日)、バーディ+U50の探鳥会が金剛山でありました。
- 初夏の山でカッコウやホトトギスの声を聞くのを楽しみにしていた私は、前日の夜は雨の音を聞きながら「雨やんでくれ〜」と念じながら寝ておりました。にもかかわらず、朝起きると結構な雨。参加要項には小雨決行とありますが、小雨じゃないし・・と不安に思いつつ家を出ました。
- でも、電車に乗ってるうちに小雨になりワクワクしてきます。ロープウェイ乗り場までの道、ウグイスとミソサザイの美しい声と遠くからはアーオーと響くアオバトの声が聞こえ、ますます期待は膨らみます。集合場所のロープウェイ山上駅では、避雷針の天辺にキセキレイがいました。冬の間は水辺でよく見たキセキレイも、夏には山にいること、♂の夏羽は喉が黒いことを教えて頂きました。
- 小雨の中、森を歩き始めると、カッコウとアオバトの声の競演を楽しめましたが、姿は見えず。山野草や山の木など植物に詳しい方から道辺の植物の名前や特徴を色々と教えて頂きました。バーディでは、いつもリーダーをはじめ、参加者の皆さんの博識にただただ舌を巻き、知識を吸収しようと試みるのですが、残念ながらなかなかです。
- ほどなく小雨は止み、山はすっかりガスに包まれました。ただでさえ青葉が茂り、鳥影が見えにくいのに、このガスでは・・と、私は鳥の声を楽しむことにしました。ウグイスの美しい歌声、キビタキの軽やかな歌声、メジロやカラ類やソウシチョウの囀りを聞きながら、ガスに霞んだ山道を歩いていると、なんとも幻想的な気分がしてきます。水墨画の中に迷い込んだような気分です。こんなお天気の山もいいかもしれないと思いました。
- そんな見晴らしの悪い中、イカルやキビタキ、カケスやヤマガラなど、姿を楽しませてくれた鳥たちもいくつもいました。私達について来ているようなキジバトのカップルも可愛かったです。とくに、一番印象に残ったのは、頂上近くの転法輪寺で活発に動くミソサザイを身近で見られたことです。苔で作られた巣がふたつありました。ミソサザイがその小さな体で尾を振りながら一生懸命に鳴く姿、そして巣材を運ぶ姿を存分に堪能しました。
- 鳥合わせをする頃にはすっかり霞は解け、帰りのロープウェイからは、やっと大阪湾までの眺望を楽しむことができました。ロープウェイの窓から、それまで遠くに響く声だけだったアオバトの姿をやっと見ることができたのも印象的でした。
- リーダーの皆様、参加者の皆様、本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。
-
参加リーダー:福嵜隆司、 五條貴子、 上村 賢
竹内街道 チョウゲンボウを応援しよう!
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:乕間さん、杉本さん、佐々木さん、鵜瀬さん、井上さん、駒田さん、浅野さん)
写真をたくさんいただきましたのでスライドショーを作成しました。
報告:小島 千恵子さん
- 5月のバーディ+U50の探鳥会は初参加でしたが、青々とした二上山を眺めたり、黄緑の草むらの中から顔を出すケリを観たり、至る所で季節と鳥たちを堪能することができました。
- 今回は太子町役場のチョウゲンボウや、子育てをする鳥たちの微笑ましく可愛らしい姿などを観ることができ、また、やはり重かったですがきょうこそと頑張って持参したカメラで撮影もでき、充実した時間を過ごすことができました。
- 太子町という場所は、知人もいるため決して知らない場所ではなかったのですが、町役場でご準備下さっていた方々からお話を聴き、チョウゲンボウが毎年けなげに頑張って家族を作り、雛が巣立つのをあたたかく見守り続けている方々がいらっしゃることを実感しました。
- また、チョウゲンボウの子育てはもちろん、シジュウカラが餌をくわえて金属のポールの穴の巣に入る瞬間や、ケリの夫婦とまだふわふわな毛の残る雛の散歩はとくに可愛らしかったです。道中は雲ひとつない晴天で陽差しが強かったものの、しっかりとした風がほどよく涼しさを運んできて快適でした。
- 時折参加させて頂いているこのバーディ+U50は、リーダーの方々が毎回、常に全体を見渡してまとめてくださり、子ども達の参加もあってにぎやか、また、初めてお会いする方も和やかに話しかけてくださり、久しぶりの参加でも気負わずマイペースに参加することができます。
- いつもご好意に甘えてお手数ばかりお掛けして申し訳ありません。どうもありがとうございました。
-
天候に恵まれ、大勢の方がご参加くださいました。
チョウゲンボウの子育てのようすをじっくりと観察することができました。太子町チョウゲンボウを守る会の皆さんには、たいへんお世話になりました。 ありがとうございました。
- 参加リーダー:浅野 福嵜 駒田 上村
真田山〜天王寺公園 歴史散策と野鳥(2)
写真はクリックすると拡大して見ることができます。(撮影:杉本さん、浅野さん)
報告:山本 勝子さん
- 新緑の中、少し肌寒く感じられる朝でしたが、JR環状線玉造駅から幸村ロードと呼ばれる路地を通り抜け、旧陸軍の墓地を経て、幸村が造ったという伝説の抜け穴がある三光神社を訪れました。
- ここでは大きなカラスの巣を見つけ、都会の中で生きる野鳥らしく、人間が作ったハンガーなどを巧みに利用した巣作りが観察できました。
- その後の道中、スズメのつがいが使われていない何かの配管を利用して巣作りをしている様子をじっくりと観察し、産湯稲荷神社で幸村が造ったと言われる井戸を利用しての大阪城への抜け穴をじっくりと見せていただき(宮司さんのはからいで普段はふたをしてあるのですが、ふたをとってくださいました)、上町台地を歩きながら生國魂神社を経て、幸村最後の地といわれている安居神社を訪れました。
- この日は野鳥の観察もさることながら、幸村が生きた戦国という時代、その後の明治という時代などに思いを馳せ、また、私は愛媛県出身で大阪に来て30年ほど経つのですが、上町台地・天王寺近辺を散策したことがなかったので、新たな大阪の魅力を発見できたすばらしい一日となりました。
- 最後に訪れた大阪夏の陣の決戦の場になった茶臼山では、池でゴイサギの貫録ある姿、カイツブリの口の横の白い模様(リーダーの説明では「ご飯つぶ」)、アオサギが日光浴をするために羽を半開きにした姿など、通常の探鳥会ではなかなか見られない姿を観察することができました。
- リーダーの皆さま、参加者の皆さま、本当にありがとうございました。
- 確認した種類は少なかったのですが、都会の中でたくましく生きる鳥たちの姿をじっくりと観察しました。大阪の歴史に触れ、植物に目を向けたイベントでした。
- 参加リーダー:杉本マサ子、浅野宏幸、上村 賢