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男里川定例探鳥会の報告:平成27年度下期
- ヒバリ、メジロ、ウグイス、ホオジロのさえずりを聞きながら河口に向かう。
- 途中、昨年ケリが繁殖していた太陽光パネルが設置されている空き地を覗くがケリの姿は見られず。しかし、松林の散策路で複数羽のビンズイが見られた。
- 右岸の海岸に降りる階段に「貝毒発生」の警告が掲示されている。そのためか数日前までは潮干狩りでごった返していた、人の姿は殆ど見られない。
- 何か新しいシギ・チドリが飛来していないかと期待して、丹念にさがすが残念ながらシロチドリのみ。男里川では比較的珍しいホシハジロとキンクロハジロは今月も残っていた。
- 暫く海岸部で探鳥した後、上流から左岸の海岸に向かう。ヨシ原では、先月より数は減っているが、オオジュリンの姿があり、頭が黒くなりかかっている個体も数羽見られた。
- 干潟状になったところで、コチドリやイソシギ、イカルチドリが見つかる。イカルチドリは、上流の繁殖地へ移動したのか、先月に比べ数が減少していた。
- 一瞬であったが、カワセミ、クイナが出現し、数人の方が確認された。
- 河原を低く飛び回ったり、干潟で巣材の泥を集めているツバメの姿もあった。
- 再び左岸の海岸部に到着すると、潮が大きく引いていたので、新たなシギやチドリの飛来に期待したがシロチドリの個体数が増えていただけで、新たなシギやチドリは入っていなかった。
- 今日は、風もなく穏やかな日和の探鳥会であったが、期待していた、シギやチドリが少なかったのが少し残念であったが、40種を越える野鳥と出会うことができた。
- 参加リーダー:北野谷・中田・酒井・中野(報告)
- 今月もヨシ原にオオジュリンの群れが見られた。
- ヨシの葉鞘を嘴で器用に剥がし、茎に付着した小さな昆虫(ビワコカタカイガラモドキ)を採餌する光景をジックリと観察した。
- カモ類の移動が始まっているのか、カモの種類は先月と変わりはないが、ヒドリガモの個体数は大幅に減少。
- カモメ類は時間が経つとともに増加。鳥合わせ時には100羽を超え、カモメが半数以上を占めていた。
- 渡りに備えて、地面に降りて採餌するツグミの姿が多く見られ、ヒバリやハクセキレイなどのさえずりが聞かれるなど、野鳥の世界では着実に春に向かっているようだ。
- 参加リーダー:北野谷・中田・榮本・酒井・中野(報告)
- 強い寒波が流れ込む低い気温であったが風がなく比較的穏やかに観察ができた。
- 観察初めにまず近くにミサゴが飛来し歓迎してくれた。
- 沖合ではハジロカイツブリとカンムリカイツブリ、ウミアイサが盛んに潜っており、河口ではウミアイサの雌が魚を追って川を遡り近くで見ることが出来た。
- カモメ類はウミネコが中心だが、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ユリカモメと定番のカモメを見ることが出来た。
- モ類はヒドリガモ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモに加えてホシハジロ、ヨシガモが見られた。また今回も1羽だがオオバンが見られた。
- 葦原ではオオジュリンが多く飛び交っており、アオジ、ヒバリ、タヒバリ、カワラヒワが見られた。
- 汽水域の砂礫で男里川の定番であるイカルチドリを観察した。
- 鳥の数が少ないのではと懸念していたが、まずまずの種類と数が見られて満足した一日であった。
- 参加リーダー:北野谷・酒井・中田(報告)
- カモ類は先月見られたコガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモなどに加え沖合にウミアイサが見られた。
- 沖合にはさらにカンムリカイツブリも観察できた。
- カモメ類は先月見られたのと同じ種を見ることができたが、情報のあったズグロカモメは残念だが見ることが出来なかった。
- 猛禽類はミサゴの飛来がなかったが、チョウゲンボウは今回も観察でき男里川を餌場にしているようである。
- 後も観察が期待できる種になったようで楽しみである。
- 定番のイカルチドリはいつも通り玉石に紛れて休んでいた。河口まで来たときに幼羽のハマシギが1羽現れた。
- 天候は比較的穏やかで、ヒバリ、カワラヒワ、モズやオオジュリンなども見られ満足の観察会であった。
- 参加リーダー:北野谷・中田・榮本・西村・中野(報告)
- 河口部では、海上にユリカモメ数羽とセグロカモメ。水際でコサギ、シロチドリ、イソシギが見られる程度でカモの姿は全く見られず。
- カモは菟砥橋上流にある堰と南海電鉄鉄橋の間に移動しているということから、今日はそこまで足を伸ばす。
- 途中、玉石の中で休むイカルチドリを探して観察。玉石と同色のイカルチドリを探すのに苦労したが、何とか全員が確認できた。
- 堰の近くで、普段はあまり見られないタシギとキセキレイをゲット。カモはカルガモ、ヒドリガモ、コガモの3種。
- いつもこの時期には飛来しているマガモの姿は見られず。何時もの顔ぶれがが揃うのは、もう少し先か?
- ミサゴが真上を通過。更にカラスとチョウゲンボウのバトルが長時間に亘り繰りひろげられる。
- マンション屋上に設置された電波塔で、にらみ合いをするかのように向かい合って止まる珍しい光景も見られた。
- 河口部に到着した時は、野鳥が少なく、散々な結果に終わるのではと危惧していたが、終わってみれば30種を越える野鳥と出会え、参加者の皆さんは満足された様子だった。
- まだ、カモの種類や個体数は少なかったが、ユリカモメやセグロカモメ、ジョウビタキなど冬鳥も見られ、男里川は、これから年末に向け冬鳥で賑わうだろう。
- 参加リーダー:北野谷・中田・榮本・中野(報告)