男里川定例探鳥会の報告:平成26年度上半期

平成26年9月27日(土)

天候:晴れ

12名

観察種数:25種

   
  • 集合場所の樽井駅前には、献灯台(提灯飾り)が設置され、泉州地方は10月に向け秋祭り一色といった感じ。
  • 今月の探鳥会は、生憎満潮と重なり水位が高く野鳥の姿が少なく、これといった目玉もなかったのが少し残念でしたが、
  • 2羽のミサゴが比較的近くを飛んでくれたのと、10羽を越えるイカルチドリの姿が見られたのが、せめての慰めでした。
  • カモはまだ飛来せず、シギチの姿も少なくなり、少し淋しい感じがした探鳥会でしたが、来月は、カモやカモメ類の姿が増えることに期待したいものです。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・榮本 和幸・中田 亘

平成26年8月23日(土)

天候:曇り

10名

観察種数:25種

  • 心配された天候も、時折晴れ間がのぞくなどまずまずの天候。
  • シギやチドリとの出会いに期待しましたが、出会えたのは先月と同数の6種類。
  • 新たにキョウジョシギが入っていましたが、少し期待外れの感がしました。朝、ダイゼンの姿もあったようですが、残念ながら探鳥会では確認できませんでした。
  • 今日は、多くのウミネコの姿があり、上空を舞うツバメの群れの中に数羽のショウドウツバメやコシアカツバメの姿も見られました。
  • まだまだ暑い日が続いていますが、男里川に向かう途中では、コオロギ類の鳴き声が聞かれるようになり、自然界では着実に秋に向かっていることを実感しました。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・中田 亘

平成26年7月26日(土)

天候:晴れ

11名

観察種数:21種

   
  • ぽちぽちシギやチドリ類の渡りが始まっているのか、キアシシギやコチドリ、イカルチドリが見られた。
  • また、チュウシャクシギは今月も滞在しており18羽を確認。
  • 今月は、コサギの姿が多く見られ、全体で30羽位。今年巣立った若鳥も何羽かが混じっていた。
  • 今月は清掃がメインであったので、海岸部やヨシ原内のペットボトル、空き缶、空き瓶に限定して回収。
  • ペットボトル8袋。空き缶・空き瓶3袋を回収。 参加された皆さん暑い中お疲れ様でした。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・榮本 和幸・中田 亘

平成26年6月28日(土)

天候:曇り

11名

観察種数:21種

  • シギやチドリが通過した男里川は野鳥の姿は随分と少なくなったが、19羽のチュウシャクシギの群れが見られた。この時期、これだけの数が見られるのは珍しい。
  • シギやチドリに代わって男里川の主役はカニ。ハクセンシオマネキやヤマトオサガニなどがびっしりと干潟を埋め尽くしていた。
  • 今月は野鳥の観察に加えカニの観察も行い、11種類のカニ(モクズガニ・ケフサイソガニ・イソガニ・ハクセンシオマネキ・ヤマトオサガニ・アシハラガニ・ユビアカベンケイガニ・カクベンケイガニ・ハマガニ・クロベンケイガニ・アカテガニ)を確認した。
  • カニの観察を通して、これらの底生生物の生息がシギやチドリの飛来を支えていることを実感した探鳥会でもあった。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・榮本 和幸・中田 亘

平成26年5月24日(土)

天候:晴れ

19名

観察種数:31種

   
  • シギやチドリの渡りも終盤に差し掛かっているが、先月よりも2種類多い12種のシギやチドリを確認した。個体数も先月とほぼ同じ。
  • 先月に引き続き貝毒の発生が継続されており、潮干狩りをする人もなく、人の気配を気にすることなく、シギやチドリは自由に飛び回っていた。
  • 干潟では、巣材の泥を集めるツバメの姿やイソヒヨドノの美しいさえずりなど男里川周辺で繁殖する野鳥の繁殖行動が見られ、海上部ではコアジサシが海に飛び込む姿が多く見られた。
  • 干潟ではカニの姿が多く見られるようになり、シギやチドリの渡りが終わる来月は、ハクセンシオマネキの求愛のポーズが、随所で見られカニの天国となるであろう! 先月と同数の参加があり、小5の男児はシギやチドリの姿を熱心にカメラに収めていた。 。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・中田 亘

平成26年4月26日(土)

天候:晴れ

14名

観察種数:39種

   
写真はクリックすると拡大して見ることが出来ます(撮影:中田 亘さん)
  • カモやカモメ類の姿は殆ど見られなくなり、替ってシギやチドリの姿が多く見られた。
  • 貝毒が発生しているためか、潮干狩りをする人もなく、河口部ではシギやチドリ類が飛びまわっていた。
  • 河口部だけではなく、西側の浜や?砥橋より上流側にもシギやチドリが飛来していたので、14時まで観察時間を延長した。観察したシギチ類は、セイタカシギ・オオソリハシシギ・キョウジョシギなど11種類。
  • これから連休にかけて、男里川はシギチ類で一番賑わう時期を迎えている。
  • 今月から新たに中田 亘さんがリーダーに加わりました。
  • 参加リーダー:中野 勝弥(報告)・北野谷 義廣・榮本 和幸・中田 亘